SystemWalker/CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - Solaris - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000 -
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目次
索引

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第3章 監視する
3.6 アプリケーション/業務を監視する
3.6.1 アプリケーション/業務を監視するための運用環境を定義する
3.6.1.2 アプリケーションを監視するためのポリシーを設定する
3.6.1.2.1 しきい値監視の設定(アプリケーション)
アプリケーションのしきい値に関する設定を行います。以下の項目を設定します。(しきい値ポリシー)
■呼び出し方法
- SystemWalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[アプリケーションの監視]を選択し、[アプリケーション管理]ウィンドウを表示します。
- [アプリケーション管理]ウィンドウで[アプリケーション管理の設定]-[アプリケーション監視の設定]-[しきい値監視の設定]-[アプリケーション]を選択し、[ポリシー]メニューから[作成]を選択します。

しきい値ポリシーを設定する場合の注意点
■しきい値の判定方法
しきい値ポリシーで指定されたサンプリング回数分、サンプリング間隔ごとにデータを採取し、採取したデータがしきい値を超えているかどうかを判定します。異常検出判定基準または警告検出判定基準に指定した回数以上、しきい値越えが検出された場合、「しきい値を越えた」と判断し、イベントで通知します。

なお、サイクルとは、ポリシーで指定されたサンプリング回数分、サンプリング間隔でデータを測定する単位を指しています。
- 1サイクル単位でしきい値判定を行うため、しきい値判定の結果が分かるのは、1サイクル終了時です。
- 1サイクル内で検出した結果だけでしきい値判定を行います。前サイクルで検出された結果は、前サイクル内だけで有効となり、次のサイクルに持ち越しません。

- しきい値越えのイベントが通知されるのは、しきい値判定結果が前回のしきい値判定結果から変動した時だけです。

- 監視対象のアプリケーションがしきい値越え状態のまま終了した場合、アプリケーションが終了したタイミングでしきい値越えイベントは自動対処されます。
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