Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 大量データを配付する> 3.2 共有ファイルを利用して負荷を分散する

3.2.1 ステージング制御による負荷分散

ステージング制御とは、階層化されたネットワークシステムに対して、共有ファイルを使用した段階的な資源配付を行う機能です。インストールパッケージのような大量データを扱う場合は、ダウンロードが重なり負荷が高くなることがあります。ステージング制御を行うシステムを複数持つことで、資源配付の負荷の分散化が行えます。

ステージング制御は、資源保管ディレクトリとしてサーバのローカルディスクに加えて、ネットワーク接続された他のシステムのディスクを指定することも可能です。クライアントがダウンロード依頼を行うサーバを分散させることにより、クライアント台数が多い場合のダウンロード負荷を軽減する運用が可能となります。

■設定方法

ステージング制御の指定は、DRMS編集ファイルの以下に示すオプションで行います。

DRMS編集ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“DRMS編集ファイル”を参照してください。

資源種別

DRMS編集ファイルの指定オプション

備 考

パッケージ

to_stagedir1
〜 to_stagedir10

パッケージの適用スクリプトにステージング指定をした場合、受信した資源は指定したディレクトリ配下に格納されます。ステージング格納資源のステータスは、DRMS管理ファイル配下に保持されます。ネットワーク接続された他システムのディレクトリも指定可能です。

ステージング制御の負荷分散の概要を、“図:ステージング制御の負荷分散の概要”に示します。

[図:ステージング制御の負荷分散の概要]

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