Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

上へ第2章 運用管理サーバの環境構築
上へ2.13 データベース作成

2.13.3 ヘルプデスクのデータベース作成

Solaris OEの場合、ヘルプデスクサーバは、運用管理サーバで兼用することも、ヘルプデスクサーバとして別サーバを構築することもできます。

また、Linuxの場合、ヘルプデスクサーバは、運用管理サーバで兼用します。

ヘルプデスクサーバでは、以下の二つの作業が必要です。

データベースログインIDとデータベースログインパスワードの登録については、ヘルプデスクサーバを構築するシステムごとの登録方法にあわせて操作します。

image

データベースログインIDは30バイトまで、データベースログインパスワ−ドはブランク以外の文字30バイトまでで設定します。

ヘルプデスクデータベースを削除する必要がある場合は、“ヘルプデスクのデータベース削除”を参照してください。

■Solaris OEの場合

ここでは、運用管理サーバ上のローデバイス名/dev/rdsk/c0t0d0s5上に5000件モデルのヘルプデスクデータベースを作成する例について説明します。

  1. 運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/MpHDOSsetup


    →ヘルプデスクセットアップメニュが表示されます。

    image

  2. “1”(運用管理サーバ上にヘルプデスクDBを作成)を入力します。

     

  3. 確認メッセージが表示されるので、“y”を入力します。

    image

  4. ヘルプデスクDBスペース用に作成したパーティションのローデバイス名を入力します。

    image

  5. 作成するDBモデルを選択します。

    選択するDBモデルはパーティション作成で見積もったモデルと一致する必要があります。

    image

  6. 入力したデバイス名とモデルが表示されます。

    値に誤りがなければ、“y”を入力して処理を続行します。

    image

  7. セットアップ処理が実行されます。表示例を以下に示します。

    image

  8. 運用管理サーバを再起動します。

    ただし、以下の場合はヘルプデスクデータベース作成後に運用管理サーバの再起動はしないでください。

■Linuxの場合

ここでは、運用管理サーバ上のローデバイス名/dev/raw/raw4上に5000件モデルのヘルプデスクデータベースを作成する例について説明します。

  1. 運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/MpHDOSsetup

    →ヘルプデスクセットアップメニュが表示されます。

    image

  2. “1”(運用管理サーバ上にヘルプデスクDBを作成)を入力します。

     

  3. 確認メッセージが表示されるので、“y”を入力します。

    image

  4. ヘルプデスクDBスペース用に作成したパーティションのローデバイス名を入力します。

    image

  5. 作成するDBモデルを選択します。

    選択するDBモデルはパーティション作成で見積もったモデルと一致する必要があります。

    image

  6. 入力したデバイス名とモデルが表示されます。

    値に誤りがなければ、“y”を入力して処理を続行します。

    image

  7. セットアップ処理が実行されます。表示例を以下に示します。

    image

  8. 運用管理サーバを再起動します。

    ただし、以下の場合はヘルプデスクデータベース作成後に運用管理サーバの再起動はしないでください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2004