Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 -
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第4章 運用管理クライアント・クライアントのバージョンアップ

4.1 バージョンアップ手順

■同一コンピュータでバージョンアップする場合

バージョンアップ前の運用環境に対して、本バージョンをインストール(アップグレードインストール)することにより、自動的にバージョンアップを行うことができます。インストール手順の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

以下に、運用管理クライアント、クライアントのバージョンアップ作業手順を示します。

1 バージョンアップの準備
 ・Systemwalkerコンソールへの移行(運用管理クライアントの場合)


              *:(IPアドレス/ホスト名を変更する場合)

2 バージョンアップ
 ・Systemwalker Centric Managerの停止 *
 ・ノード情報の変更 *
 ・OS側のIPアドレスの変更/ホスト名の変更 *
 ・hostsファイルまたはDNSの変更 *
 ・アップグレードインストール

3 運用管理サーバの作業
 ・構成情報の一括配付(運用管理クライアント/クライアント)
 ・ネットワーク管理のポリシーを一括配付(運用管理クライアント)

4 利用機能別に必要な作業
 ・Systemwalkerコンソールへの移行(運用管理クライアントの場合)
 ・共通ツールの機能をカスタマイズしている場合
 ・IPアドレス、ホスト名変更を行っている場合

■別のコンピュータへバージョンアップする場合

移行元のコンピュータでアップグレードインストールを行った後、Systemwalker Centric Managerのバックアップ/リストア機能を利用して、移行先のコンピュータにデータを移します。バックアップリストア手順の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

以下に、運用管理クライアントのバージョンアップ作業手順を示します。

1 バージョンアップの準備
 ・Systemwalkerコンソールへの移行(運用管理クライアントの場合)

              *:(IPアドレス/ホスト名を変更する場合)

2 バージョンアップ
 ・ノード情報の変更 *
 ・OS側のIPアドレス/ホスト名の設定(移行先コンピュータ) *
 ・hostsファイルまたはDNSの変更 *
 ・アップグレードインストール(移行元コンピュータで実施)
 ・バックアップ(移行元コンピュータで実施)
 ・移行先ノードへ本バージョンをインストール
 ・リストア(移行先コンピュータへ移行元コンピュータの情報をリストア)

3 運用管理サーバの作業
 ・構成情報の一括配付(運用管理クライアント/クライアント)
 ・ネットワーク管理のポリシーを一括配付(運用管理クライアント)

4 利用機能別に必要な作業
 ・Systemwalkerコンソールへの移行(運用管理クライアントの場合)
 ・共通ツールの機能をカスタマイズしている場合
 ・IPアドレス、ホスト名変更を行っている場合

 

クライアントの場合は、別マシンに新規にインストールします。


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