Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX共通 -
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第3章 APIリファレンス

3.21 Mp_OpenMsgLog()関数

■機能説明

Mp_OpenMsgLog()関数を発行することにより、ロギングされた過去のメッセージの読み出しを要求します。

■呼び出し形式

#include <mp_opagt_api.h>
int Mp_OpenMsgLog( node, NodeID, DatabaseID, first, last );

char  *node;               /* 読み出しメッセージのノード名を */
                           /* 指定する                       */
unsigned long  NodeID;     /* リザーブ領域                    */
unsigned long  DatabaseID; /* リザーブ領域                    */
time_t  first;             /* 読み込みを開始するメッセージの */
                           /* 通知時刻を指定する             */
time_t  last;              /* 読み込みを終了するメッセージの */
                           /* 通知時刻を指定する             */

■パラメタ

node:
読み出すメッセージのノード名を128バイト以内で指定します。
自システムで出力されたメッセージだけを要求する場合には、OWNNODEを指定してください。ロギングされているすべてのメッセージを要求する場合には、ALLNODEを指定してください。
first:
読み込みを開始するメッセージの通知時刻を指定します。(システム監視エージェントサービスが、メッセージログファイルに格納した日時を、time_t型で指定します。 )
last:
読み込みを終了するメッセージの通知時刻を指定します。(システム監視エージェントサービスが、メッセージログファイルに格納した日時を、time_t型で指定します。 )

■参照

システム監視のAPI、Mp_ReadMsgLog()関数、Mp_CloseMsgLog()関数を参照してください。

■復帰値

0以外:
正常終了。メッセージを読み出すためのファイル識別子。
0:
異常終了。

備考

異常終了した場合の詳細なエラーコードは、errnoに設定されます。

errnoには、システムのエラーコード(/usr/include/sys/errno.hに定義)、または/opt/systemwalker/include/mp_operr_api.hに定義されている値が設定されます。

■API格納場所

/usr/lib

■動作環境による差異

以下のインストール種別で使用可能です。


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