Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 ファイルの形式 | > 2.3 定義情報 | > 2.3.13 DRMS編集ファイル |
オプションの記述形式を以下に示します。
[autonotify = YES|NO] [autorelay = YES|NO] [dbimport = YES|NO] [file_access = { YES|NO }] [init_timer = 60 〜 3600 | 60] [ipl_apply = NORMAL|SKIP] [ipl_reboot = YES|NO] [notify_allowance = 1 〜180] [schedule = スケジュール情報ファイル絶対パス名] [status_csv = STORE|MERGE|NOCRT] [to_stagedir1 = ステージング共用ディレクトリの絶対パス名] : [to_stagedir10 = ステージング共用ディレクトリの絶対パス名] [to_storagedir1 = 保管庫の絶対パス名] : [to_storagedir10 = 保管庫の絶対パス名] [wtimer = 0 〜 600 | 3]
サーバ間での、適用結果通知を自動的に行うかどうかを以下のとおり指定します。本オプションは、適用を行ったシステムが、ひとつ上位のシステムに適用結果を通知するためのオプションであり、多階層の運用ではscheduleオプションを利用してください。
また、メンテナンス版数の運用時には、メンテナンス版数のクライアント適用状況数は通知されません。そのため、メンテナンス版数の運用時には、scheduleオプションを利用するか、メンテナンス版数指定のオンライン検索機能を使用してください。
scheduleオプションを指定した場合、本オプションの指定は無効となり、適用結果通知を行わない設定(NO)として動作します。
また、運用管理サーバおよび開発サーバのインストール時にも、本オプションに“NO”を指定します。
本オプションが省略された場合、本オプションに“YES”が指定されたものとみなします。
資源を受信した場合に、隣接されたサーバに対して資源(メンテナンス版数を含む)の中継配付を、自動的に行うかどうかを以下のとおり指定します。
本オプションは、多階層の形態で資源を自動中継するためのオプションです。
本オプションが省略された場合、本オプションに“YES”が指定されたものとみなします。運用管理サーバと隣接するサーバへの中継を行わないサーバには、本オプションに“NO”を指定してください。また、運用管理サーバおよび開発サーバのインストール時にも、本オプションに“NO”を指定してください。
autorelayオプションが無効となる資源について
本オプションは共通メンテナンス版数およびコマンドで送信された個別資源に対して有効です。個別メンテナンス版数および資源配付ウィンドウで送信された個別資源に対しては無効となります。なお、個別メンテナンス版数を中継させるには、drmssndコマンドの-Pオプションで経路指定要求ファイルのパスを指定してください。
本オプションには、運用管理サーバに通知された各システムのインベントリ情報をデータベースに格納するかどうかを指定します。
本オプションが省略された場合、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。
インベントリ情報をデータベースに格納するための定義方法等の詳細については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。
資源配付でアクセスする各種ディレクトリのアクセス権限を設定するかどうかを指定します。アクセス権限を設定するとした場合、Administorator権限が資源配付サービス起動時に自動設定されます。
本オプションを省略した場合、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。
システム負荷が高い場合、資源配付の起動が失敗することがあります。この場合、本オプションを指定し、起動完了待ち時間を延ばすことができます。
運用管理サーバまたは部門管理/業務サーバにおいて、資源配付の起動完了待ち時間を60〜3600までの10進数で秒単位に指定します。
本オプションが省略された場合、本オプションに“60”が指定されたものとみなします。システム負荷の原因を取り除いた後に資源配付を再起動してください。
システム起動時にIPL適用資源および後刻適用資源の適用を行うか否かを指定します。
本オプションが省略された場合は、本オプションに“NORMAL”が指定されたものとみなします。“SKIP”が指定されている場合は、資源の適用が行われませんので、drmsapyコマンドにより適用処理を実施しておく必要があります。
システム起動時にIPL適用した場合に資源配付側でシステムのリブートを実施するかどうかを指定します。
本オプションが省略された場合は、本オプションに“YES”が指定されたものとみなします。"NO"が指定されている場合、動作中ファイルの置き換えなどを実施した場合には、システムがリブートするまで適用ファイルの反映処理は有効となりません。
スケジュール結果通知を分散させて行う場合の通知時間の遅延時間を指定します。遅延時間は分単位で1〜180の範囲で指定します。ここで指定した値内でランダムに遅延時間を求めて、通知タイミングから遅延時間分ずらして通知を行います。
本オプションを省略した場合は即時に通知します。通知対象は、送信・適用結果通知およびインベントリ通知で行います。
autorelayオプションに“YES”を指定した場合に、有効となるオプションです。資源配付のスケジュール情報ファイル名を絶対パス名で指定します。本オプションで示すファイルに、資源配付動作の契機起動をスケジュール設定します。
また、資源の自動中継を行う場合は、autorelayオプションに“YES”を指定してください。
本オプションが省略された場合または指定ファイルが存在しない場合は、スケジュール情報の指定がないものとみなします。また、本オプションが指定された場合は、autonotifyオプションの指定は無効となります。
スケジュール情報ファイルの設定方法については、“資源配付のスケジュール情報ファイル”を参照してください。
結果通知情報のCSVファイルの扱いを指定します。本オプションを省略した場合は、本オプションに“STORE”を指定したものとみなします。
本オプションは、パッケージ(pc#pkg)のステージング制御を行う場合のステージ展開された共有ディレクトリ名(公開ディレクトリ名)を、UNC名(Universal Naming Convention)で指定します。UNC名は以下の形式で指定します。
\\サーバ名\ステージ展開の公開ディレクトリ名
また、共有ディレクトリを使用しない場合は絶対パスで指定します。
本オプションは、to_stagedir1からto_stagedir10までの複数のオプションが指定できます。複数のオプションを指定した場合は、すべての共用ファイルに対して展開します。
本オプションを指定するときは、必ずto_stagedir1からto_stagedir10を連番で使用する必要があります。連番で使用しない場合は、そのオプション以降を無視します。to_stagedir1からto_stagedir10までの任意の箇所まで指定ができます。
なお、本オプションで共有ディレクトリを設定する場合は、資源配付のサービス“Systemwalker MpDrms”のログオン設定を、ユーザアカウントに変更する必要があります。この変更は、“[コントロールパネル]-[サービス]”で資源配付のサービスを選択して行います。設定のダイアログボックスで“アカウント”のラジオボタンをチェックした後、必ず、指定したサーバでアドミニストレータの権限を持つユーザを設定してください。なお、サービスがログオンする際に使うユーザアカウントの設定の詳細については、設定のダイアログボックスのヘルプを参照してください。
ステージング制御については、“Systemwalker Centric Manager資源配付のバリエーション”を参照してください。
本オプションは、パッケージ以外の資源の保管庫を、絶対パスまたはUNC名で指定します。本オプションが省略されている場合は、実データは通常とおり管理ファイル配下に保管されます。
to_storagedir1オプションで指定した保管先のディスク容量が不足した場合に、to_storagedir2からto_storagedir10オプションで指定した保管先領域を使用します。本オプションを指定するときは、必ずto_storagedir1からto_storagedir10を、連番で使用する必要があります。連番で使用しない場合は、そのオプション以降を無視します。to_storagedir1からto_storagedir10までの任意の箇所まで指定ができます。
なお、本オプションで共有ディレクトリを設定する場合は、資源配付のサービス“Systemwalker MpDrms”のログオン設定を、ユーザアカウントに変更する必要があります。この変更は、“[コントロールパネル]-[サービス]”で資源配付のサービスを選択して行います。設定のダイアログボックスで“アカウント”のラジオボタンをチェックした後、必ず、指定したサーバでアドミニストレータの権限を持つユーザを設定してください。なお、サービスがログオンする際に使うユーザアカウントの設定の詳細については、設定のダイアログボックスのヘルプを参照してください。
保管庫については、“Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション”の“受信資源の拡張領域への保管”に関する記述を参照してください。
サーバ〜サーバ間通信およびサーバ〜クライアント間通信のTCP/IP通信処理を行う場合に、TCP/IP送信用バッファの空き状況の監視およびTCP/IPレベルの送信処理のハングアップ監視を行います。本オプション値で指定した時間内に、TCP/IP送信用バッファの空きがなかった、またはTCP/IPレベルの送信処理が完了しなかった場合にはタイムアウトのエラーメッセージを出力します。
運用管理サーバまたは部門管理/業務サーバにおいて、監視時間を0〜600までの10進数で分単位に指定します。
本オプションの省略または0〜600以外の値が指定された場合、本オプションに“3”が指定されたものとみなします。また、0が指定された場合は監視を行いません。
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