Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.114 mprsc(リストアコマンド)

■機能説明

本コマンドを実行すると、退避先ディレクトリに格納されたSystemwalker Centric Managerの資産の復元を行います。

なお、本コマンドは、SystemWalker/CentricMGR V10.0L10以前との互換のためだけに残されています。本バージョンでは、このコマンドを使用せず、新しい手順に従って作業を行ってください。手順の詳細については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

■記述形式

mprsc

退避先ディレクトリ名 [/Ln/Lo/Le] [/Ca/Cs] [/dup] [/s] [/FD] [/FS] [/FH] [/FR]

■オプション

退避先ディレクトリ名:
資産が退避されているディレクトリ名をフルパスで指定します。

退避先ディレクトリ名は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。

/Ln:
本オプションを指定すると、定義情報だけがリストアされます。
/Lo:
本オプションを指定すると、ログ情報だけがリストアされます。
/Le:
本オプションを指定すると、ログ情報と定義情報の両方がリストアされます。
/Ca:
クラスタの運用系ノードで、共有ディスク上の資産とローカルディスク上の資産の両方を復元する場合に指定します。

なお、本オプションを指定した場合の退避データは、クラスタの運用系ノードで退避したものでなければなりません。

本オプションは、クラスタの運用系ノードだけで指定してください。

/Cs:
クラスタの運用系ノードまたは待機系ノードで、ローカルディスク上の資産だけを復元する場合に指定します。

本オプションは、クラスタの運用系ノードおよび待機系ノードだけで指定してください。

/dup:
運用管理サーバ二重化環境の運用管理サーバの待機系のノードへ運用系のノードの定義情報等をリストアして同期させる場合に指定します。
/s:
同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合に指定します。

本オプション指定時は、本オプション未指定時にリストアされる情報に加え、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“リストア環境を確認する”に記載した情報もリストアされます。同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合は、必ず/sオプションを指定してください。

/FD:
本オプションを指定すると、資源配付機能の資産を復元します。
/FS:
本オプションを指定すると、監視機能の資産を復元します。
/FH:
本オプションを指定すると、ヘルプデスクの資産を復元します。
/FR:
本オプションを指定すると、リモート操作の資産を復元します。

復元する情報を選択するオプション(/Ln, /Lo, /Le)をすべて省略した場合は、“/Le”が指定されたとみなされます。

復元する機能を選択するオプション(/FD, /FS, /FH, /FR)をすべて省略した場合は、Systemwalker Centric Managerの全機能の資産が復元対象となります。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了
その他:
警告レベルのエラー(処理は続行されます)

■参照

mpbkc(バックアップコマンド)
premprs(プレリストアコマンド)
表:バックアップ/リストア用コマンド

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

Windows 9x系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpcmtool\backup\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

エラー時の対処

■使用例

Solaris OEの場合

Windows NT系の場合

Windows 9x系の場合


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