Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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1.2.108 mpopmescsv(メッセージ説明定義のCSV入出力コマンド)
■機能説明
本コマンドは、システム監視設定の[サーバ環境定義]−[メッセージ説明]の定義情報をCSV形式で入出力します。
入力ファイル(-iオプションで指定したCSVファイル)で書式に誤りがあった場合は、誤りのあった行番号をエラーメッセージで出力します。また、このファイルで指定された定義は全て無効となります。よって、定義の誤りの個所を修正し、前回正しかった定義も含めて再度コマンドを実行してください。
■記述形式
mpopmescsv |
-i infile | -o outfile |
■オプション
- -i infile:
- CSVファイルからデータを読み込み、定義情報を更新します。infileには入力するCSVファイル名を指定します。infileに空白が含まれる場合は"input file.csv"のように"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
- -o outfile:
- 現在の定義情報をCSV形式でファイルに保存します。outfileには定義情報を保存するCSVファイル名を指定します。outfileに空白が含まれる場合は"output file.csv"のように"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 1:
- パラメタエラー
- 2:
- ファイルの読み込みに失敗
- 3:
- ファイルの出力に失敗
- 4:
- CSVファイル中の値が不当
- 10:
- その他のエラーにより処理を中断
■参照
メッセージ説明定義のCSVファイル
■コマンド格納場所
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- Administrator権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- 入力ファイルの文字コードは、Systemwalker Centric Managerの動作環境の文字コードと同一にしてください。
- 出力ファイルの文字コードは、Systemwalker Centric Managerの動作環境の文字コードと同一になります。
- 本コマンドで異常終了となった場合は出力されたメッセージを参照してください。
- 本コマンドで定義を更新した場合はコマンド実行後に有効になります。
■使用例
input.csvで定義したものをメッセージ説明に反映させます。
mpopmescsv -i input.csv
現在のメッセージ説明定義をoutput.csvという名前のファイルにCSV形式で出力します。
mpopmescsv -o output.csv
入出力するファイルの例を示します。

■実行結果/出力形式

- # Define Server Environment - Message Description:
- コメント。[サーバ環境定義]−[メッセージ説明]の定義であることを表しています。
- MESSAGE:
- 固定のデータ。メッセージ説明定義であることを表しています。
- dataN1: (定義画面では格納先欄に対応)
- メッセージ説明の特定方法。FILE/CODE/SEARCHのどれかの値が入ります。
- FILE:
- ファイルに格納されているメッセージを採用。
- CODE:
- ヘルプデスクに格納されている帳票コードを採用。
- SEARCH:
- ヘルプデスクの検索機能。
- dataN2: (定義画面ではファイル名/帳票コード欄に対応)
- dataN1がFILEならファイル名が入ります。
dataN1がCODEなら帳票コードが入ります。
dataN1がSEARCHなら""が入ります。
- dataN3: (定義画面ではキーワード欄に対応)
- dataN1がFILE又はCODEならキーワードが入ります。
dataN1がSEARCHなら""が入ります。
- /c:
- 次の行も定義が続くことを表します。
- /e:
- 現在行で定義が終わることを表します。
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