Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
本コマンドは、ネットワーク性能監視機能を使用して収集した、部門管理サーバ(または運用管理サーバ)に蓄積されたトラフィック情報とサーバ性能の基本情報をCSV形式に変換してファイル出力します。本コマンドを定期的に実行することで、運用を自動化することができます。
Systemwalker Service Quality Coordinator (SSQC) V12.0以降では、本コマンドで出力したCSVファイルのトラフィック情報を、SSQCのデータベースへ格納しレポートを作成することができます。サーバ性能情報はレポート作成の対象外となります。
性能監視で収集したトラフィック情報を、SSQC上でレポーティングを行う場合は、SSQCのコマンド sqcPDBcload を使用します。
sqcPDBcload コマンドの仕様につきましては、SSQCのコマンドリファレンスを参照してください。
出力されたCSVファイルの形式は、“性能監視のCSVファイル”を参照してください。
全体監視サーバ上で実行した場合は以下のメッセージを出力して異常終了します。
"Error :(032): Failed to make execution environment. - FcaOpenCT"
F3crTrfBcsv |
[-t Type] [-h HostName] [-d date] [-r days] csv-file |
なお、本オプションを省略した場合は、ALLが指定されたものと見なします。
例えば、昨日一日分の情報を本日、CSV出力する場合は、本オプションを省略できます。本日の日付を指定した場合、本日0時から現在までの性能情報が対象になります。
なお、dateの形式は、以下のとおりです。
70以上を指定した場合は、1900年代と見なします。69以下を指定した場合は、2000年代と見なします。
-dで指定した日付を最終日として、本オプションで指定した日数分の性能情報をCSV出力します。本オプションを省略すると1が指定されたものと見なします。0を指定するとエラーになります。以下に例を示します。
性能監視のCSVファイル F3crTrfEpdb(PerfMGR連携コマンド) 表:性能監視用コマンド
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin |
性能監視の運用を開始した月は、ポリシー設定・配付した日が作成日となります。
運用管理サーバおよび全部門管理サーバ上に蓄積された、昨日分の全性能情報をCSV出力します。
F3crTrfBcsv file.csv
運用管理サーバおよび全部門管理サーバ上に蓄積された、昨日と一昨日分の全性能情報をCSV出力します。
F3crTrfBcsv -r 2 file.csv
部門管理サーバ(bumon)上に蓄積された3月8日と3月9日分の全性能情報をCSV出力します。
F3crTrfBcsv -h bumon -d 0309 -r 2 file.csv
部門管理サーバ(bumon)上に蓄積された3月1日から3月7日まで一週間分の全性能情報をCSV出力します。本日は3月8日
F3crTrfBcsv -h bumon -r 7 file.csv
運用管理サーバおよび全部門管理サーバに蓄積された1カ月分の全性能情報をCSV出力します。
ログ蓄積ファイル切替え単位が月であり、かつ、ログ蓄積切替え日が1日の場合。
F3crTrfBcsv -d 0301
CSVファイルの出力形式は、“性能監視のCSVファイル”を参照してください。
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