Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 部門管理サーバ・業務サーバの環境構築> 3.7 Systemwalker Centric Managerのインストール> 3.7.2 インストール

3.7.2.1 CD-ROMからのインストール

部門管理サーバ、業務サーバのインストールについて説明します。

  1. ログオンします。

    インストールするコンピュータにログオンします。

    Windows NT(R)、Windows(R) 2000またはWindows Server(TM) 2003にインストールする場合は、ローカルグループのAdministratorsグループに所属するユーザ名で、ログオンします。

  2. インストールコマンドを起動します。

    ローカルインストールを行う場合はCD-ROMから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します。

    CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\swsetup.exe


    Autorunによるインストー

    Systemwalker Centric Managerのインストール媒体(CD-ROM)をCD-ROMドライブに挿入すると、インストールコマンドを実行しなくてもAutorunによりインストール画面が表示されますので、その指示に従ってください。

  3. セットアップ画が表示されます。

    以下の画面で[インストール]をクリックします。

  4. ようこそ画面が表示されます。

    以下の画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  5. インストール種を選択します。

    以下の画面でインストール種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    【アップグレードインストール、再インストールの場合】

    アップグレードインストール、再インストールの場合は、既にインストールされているインストール種別が表示され、インストール種別を変更することはできません。

  6. オプション機を選択します。

    以下の画面でインストールする機能を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    [詳細]ボタンをクリックするとオプション機能の詳細画面が表示され、より細かな選択ができます。

    インストール種別によって、選択可能な機能、選択不可能な機能があります。[詳細]ボタンによって選択できる機能については、“インストールされる機能と選択インストールできる機能”を参照してください。

    【前回インストールしていない機能を追加してインストール、再インストール、またはアップグレードインストールの場合】

    前回インストールしたものを選択解除することはできません。
    前回インストールしていない機能を追加してインストールすることはできます。

  7. アプリケーション管理をインストールした場合、アプリケーション管理の注意事項の画面が表示されます。確認後[OK]ボタンをクリックします。
  8. インストール先を選択します。

    以下の画面でインストール先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストール先ディレクトリ名は、名前8文字以内、拡張子3文字以内の英数字で指定します。インストール先ディレクトリに指定できる文字数は、96文字までです。インストール先にひらがな、カタカナ、漢字は指定できません。

    【アップグレードインストール、再インストールの場合】

    インストール済のディレクトリが表示され、インストール先を変更することはできません。

  9. サービスのスタートアップアカウンを入力します。

    以下の画面でAdministratorsグループに所属するアカウントとパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

    スタートアップアカウントについて

    Windows NT系にSystemwalker Centric Managerを新規にインストールする場合、どのユーザを“スタートアップアカウント”として使用するかの問い合わせがあります。このときに指定したユーザは、Systemwalker Centric Managerの各種サービスを起動するときのアカウントとして使用されます。

    スタートアップアカウントを指定する場合、以下の注意が必要です。

  10. イベント通知を指定します。

    イベントおよびトラップ情報の通知先サーバのホスト名またはIPアドレスおよび接続方を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    イベントを通知するサーバのホスト名またはIPアドレスには、通常、運用管理サーバまたは部門管理サーバを指定します。イベント通知先および接続方法の詳細については、“接続方法の決定”を参照してください。

    アプリケーション管理を使用する場合、ここで指定したサーバが稼働監視の通知先として使用されます。

    【アップグレードインストール、再インストールの場合】

    既に情報が設定されている場合は、表示されません。


    “通知先へは必要な時だけ接続する”(必要時接続)を選択した場合の注意事項

    部門管理サーバ、または業務サーバの導入時に運用管理サーバが未起動であった場合や、イベント通知先のシステムとの通信が不可能であった場合、運用管理サーバから被監視システムに対してリモートコマンドが投入できない場合があります。

    このような場合、以下のコマンドを被監視システムから実行し、運用管理サーバと被監視システムの間の通信経路を確立させてください。

    opaconstat -a

    opaconstatコマンの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


    イベント通知先がクラスタシステムの場合

    イベント通知先がクラスタシステムの場合には、Systemwalker Centric Managerのクラスタサービスのネットワーク名またはIPアドレスを指定します。ネットワーク名は、DNS等のネームサーバまたはhostsファイルに定義されている必要があります。

    イベント通知先は、インストール後に変更することもできます。イベント通知先の設定については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

  11. 自ホスト名の取得方を指定します。

    上位のシステムは、ここで選択したホスト名を監視対象のホスト名として認識します。自ホスト名決定の基準については、“自ホスト名の決定”を参照してください。

    自ホスト名の取得方法を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    自ホスト名に任意のホスト名を指定する場合には、注意が必要です。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“通信環境の設定”を参照してください。

    【アップグレードインストール、再インストールの場合】

    既に情報が設定されている場合は、表示しません。


    イベントの自動対を行う場合

    イベントの自動対処を確実に行うためには、“イベント監視”機能をインストールした部門管理サーバ、業務サーバで、システムのネットワーク設定による名前解決の方法が統一されていることが前提となります。そのうえで自ホスト名の取得方法をシステムの設定に合わせる必要があります。

  12. 【オプション機能で“簡易資源配付”を選択した場合】

    簡易資源配付のサーバホスト名を指定します。

    運用管理サーバのホスト名またはIPアドレスを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

  13. 状況によりシステムレポート情報が表示される場合があります。
    内容を確認し[OK]ボタンをクリックします。
  14. セットアップ情報を確認します。

    以下の画面で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    【表示される確認項目】

  15. システムを再起動します。

    インストールが完了すると以下の画面が表示されます。[はい、今すぐコンピュータを再起動します。]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。


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