Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 運用管理サーバの環境構築

2.10 データベース作成

運用管理サーバの環境を作成する手順を説明します。

運用環境保守ウィザードでは、他社DBにデータベースを作成することはできません。他社DBにデータベースを作成する場合は、“Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド”を参照してください。

環境作成前の確認

Windows(R) 2000 Server以降でターミナルサービを使用している場合は、以下の指示に従ってください。

ターミナルサーバモードが"アプリケーションサーバーモード"の場合

[運用環境保守ウィザード]を起動する前に、システムモードをインストールモードに切り替えてください。インストールモードへの切り替えを行った場合は、環境作成後にシステムのモードを実行モードに戻してください。

システムのモードの確認および変更は、以下のコマンドで行います。

[モードの確認]

change user /QUERY

[インストールモードへの変更]

change user /INSTALL

[実行モードへの変更]

change user /EXECUTE

ターミナルサーバモードが"リモート管理モード"の場合

システムモードの切り替えは必要ありません。

 

■環境構築

  1. システム管理者権限のあるアカウントでログオンします。

    なお、環境作成を行う場合は以下の条件を満たすユーザでログオンします。

  2. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保]を選択します。

  3. [運用環境保守ウィザードへようこそ]画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. ここでは、環境構築をするので、[処理の選択]画面で[実施する処理]として[運用環境の構築]を選択します。なお、[実行する処理]コンボボックス下のメッセージは、運用環境の構築状態に応じて変わります。

  5. [運用形態の設定]画面で[運用形態]として[基本運用]を選択します。

  6. [各種データベース作成情報の入力]画面の[対象データベース]で作成するデータベースを選択し、それぞれのデータベースごとに必要な情報を入力します。必要なデータベースの情報をすべて入力した後、[次へ]ボタンをクリックします。データベースサイズについては、“フレームワークのデータベース領域の見積もり”と“利用する機能により必要なデータベース領域の見積もり”を参照してください。

    [フレームワーク]

    [インベントリ]

    [リカバリフロー]

    リカバリフローデータベース格納先ディレクトリ配下に、リカバリフローデータベーススペースファイル(RFMSFW.DAT)と同名のファイルが存在する場合、削除されます。

    [ヘルプデスク]

  7. [設定内容の確認]画面で設定内容を確認後、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. データベースの作成処理が実行されます。

  9. データベースの作成処理が終了すると以下の画面が表示されます。

    ヘルプデスクDBを作成した場合は、システムを再起動してください。ただし、クラスタの場合は、再起動しないでください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2005