Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 導入設計> 1.2 使用機能ごとの詳細構成を決定する

1.2.2 ノードの監視方法を設計する

ネットワーク上のノードを監視するためには、以下の項目を設定します。

部門共通
部門共通の監視時間帯やMIB監視のための動作環境の設定を行います。
ノード検出
ノードを自動検出する場合に指定します。
ノード状態の表示
ノード状態をマップ上にアイコンの枠の色で表示する場合に指定します。
ノード状態の監視
ルータやファイルサーバなどの重要なノード状態を集中的に監視し、ノード状態の変化をイベントとして通知する場合に指定します。
MIB監視
ノードの異常を検出するために、MIBの値を一定時間間隔または指定時刻に監視する場合に指定します。
MIB拡張操作
ベンダ固有のMIB情報を追加する場合に指定します。

ここでは、これらの監視項目を設定する際に考慮する必要がある以下の事項について説明します。

■ノードの監視方

Systemwalker Centric Managerは、下図のように運用管理サーバまたは部門管理サーバから各ノードに対してポーリングを行うことによりノードの監視を行います。各管理サーバは、自分が管理対象とするサブネットに所属するノードを監視します。

したがって、運用管理サーバの負荷や運用管理サーバと監視対象の部門との間を結ぶ回線の種別、回線容量などを考慮して、部門管理サーバの設置箇所ならびに各部門管理サーバが管理対象とするサブネットを設計する必要があります。

部門管理サーバの監

“ノード状態の監視”に関しては、運用管理サーバから部門管理サーバの状態を直接監視(ポーリング)することができます。ただし、この設定を行う場合は、運用管理サーバと部門管理サーバを結ぶ回線の回線容量や課金などを考慮してください。

パーソナルファイアウォール導入ノードの監視

パーソナルファイアウォールやOSの設定でping応答を抑止している被監視ノードでは、ネットワーク管理の監視が行えません。監視対象とする場合、pingに応答するように設定してください。

■ノードの監視項目の設定方

ノードを監視するための各項目はSystemwalkerコンソールで設定できます。

設定対

監視項目によって、設定する対象(フォルダ、ノード)が異なります。

設定方

Systemwalkerコンソール上で設定した情報は、運用管理サーバまたは各部門管理サーバに対してポリシー配付を行うことにより有効となります。

なお、監視対象ノードのIPアドレスが変更になり所属するサブネットが変わる場合や、部門間で監視するサブネットを移動する場合は以下のようになります。


ポリシー配付に関する注意事

以下のような構成情報の変更がある場合は、再度ポリシー配付を行う必要があります。

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