Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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付録A API用動作環境ファイルの実行パラメタ

A.2 API用動作環境ファイルの実行パラメタの意味

Host

接続先のホストまたはIPアドレを指定します。

本パラメタを省略した場合、localhostが指定されたとみなします。

Port

接続先のポート番を指定します。

本パラメタを省略した場合、33101が指定されたとみなします。

ShunsakuFile

接続先のShunsaku File名として、File名またはDomain名を指定します。

ShunsakuFileの指定は、以下の順に優先されます。
  1. ShunConnectionクラスのコンストラクタ、ShunServiceクラスのConnectメソッド、またはShunConnect関数での指定
  2. 本パラメタでの指定
  3. conductor用動作環境ファイルのDefaultFileでの指定

WaitTimer

Shunsakuからの最大応答待ち時を指定します。指定できる範囲は、0〜3600です。単位は、秒です。設定した時間を過ぎてもShunsakuから応がない場合は、タイムアウとなりアプリケーションにエラーを通知し、コネクションは自動的に切断されます。

0を指定した場合は、応答があるまで待ち続けます。

本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。

SnapLevel

APIスナッの出力レベルを指定します。

[表:APIスナップの一覧]

SnapLevel

出力される内容

0

APIスナップは出力しません。

1

APIの呼出しシーケンスを出力します。

2

レベル1の情報に加え、メソッドまたは関数実行時のパラメタ情報、データ操作の情報を出力します。

本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。

レベル0を指定した場合は、実行パラメタLogFile、LogFileSize、LogFileBackupおよびPfmLogを指定する必要はありません。

LogFile

APIスナップを出力するログファイルを絶対パスで指定します。

LogFileSizeで指定したサイズを契機に循環利用します。

SnapLevelに1または2を指定した場合、本パラメタは必ず指定してください。本パラメタを省略した場合、APIスナップは出力されません。

APIスナップはアプリケーションのプロセスごとに作成されます。

以下の例のようにファイル名にプロセスIDを付加します。

LogFileに指定した絶対パス名
C:\api\api.log
実際に作成されるログファイル
C:\api\api_2435.log

LogFileに指定した絶対パス名
/api/api.log
実際に作成されるログファイル
/api/api_2435.log

ディレクトリ名には、“#”または空白を含むことはできません。

LogFileSize

APIスナップを出力するログファイルの切替えを行うファイルサイズを指定します。単位はMB(メガバイト)です。指定できる範囲は1〜500です。

本パラメタを省略した場合は、100が指定されたとみなします。

たとえば、1を指定すると、ファイルサイズが1MBを超えると自動的にバックアップファイルが作成されます。

LogFileBackup

APIスナップを出力するログファイルのバックアップ数を指定します。指定できる範囲は、0〜2147483647です。本パラメタに指定した数を超えると、一番古いバックアップファイルの内容は失われます。

たとえば、本パラメタに3を指定した場合は、api_2435.log.1、api_2435.log.2、api_2435.log.3というバックアップファイルが生成されます。次にバックアップが必要になった場合、api_2435.log.3の内容が失われます。

本パラメタを省略した場合は、1が指定されたものとみなします。

PfmLog

APIスナップに性能情報として、性能ログに出力されている依頼番号(conductorで採番する8バイトの番号)を出力するかどうかを指定します。

0:APIスナップに性能情報を出力しない
1:APIスナップに性能情報を出力する

SnapLevelに1または2を指定した場合、本パラメタは有効となります。

本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。

性能ログの出力内容については、“導入・運用ガイド”の“性能ログの出力情報”を参照してください。

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