Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第1部 アプリケーション開発の基本> 第3章 データを検索する方法> 3.7 集計した結果を取り出す> 3.7.1 検索結果をグループ化する

3.7.1.2 数値でグループ化する

XML文書の任意の要素ノードまたはその要素ノードの属性ノードの値を数値とみなしてグループ化します。数値でグループ化するには、ソート式のキー指定に単一行関数指定のval関数を指定します。val関数の引数には、テキスト式または属性式を指定します。

val関数の詳細については、“B.2.4 単一行関数指定”を参照してください。

例として以下の文書があるものとします。

文書A

<doc>
  <employee>
    :
    <department sno="2001">開発部</department>
    :
  </employee>
    :
</doc>

文書B

<doc>
  <employee>
    :
    <department sno="2002">人事部</department>
    :
  </employee>
    :
</doc>

文書C

<doc>
  <employee>
    :
    <department sno="2001">開発部</department>
    :
  </employee>
    :
</doc>

文書D

<doc>
  <employee>
    :
    <department sno="2002">人事部</department>
    :
  </employee>
    :
</doc>

部署番号(sno)が同じXML文書をグループ化したい場合
val(/doc/employee/department/@sno) 

結果:文書AとCが1つのグループ、文書BとDが1つのグループとして扱われます。


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