Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第1部 アプリケーション開発の基本> 第3章 データを検索する方法> 3.2 文字列で検索する> 3.2.1 キーワードを含む文書を検索する

3.2.1.1 パス式、テキスト式または属性式の例

パス式、テキスト式または属性式の指定例について、説明します。

パス式の詳細については、“B.2.1 パス式”を参照してください。

テキスト式の詳細については、“B.2.2 テキスト式”を参照してください。

属性式の詳細については、“B.2.3 属性式”を参照してください。

部分一致および比較演算子の詳細については、“B.3.2 キーワード”の“パターン”を参照してください。

例1

出張目的(purpose)に“Shunsaku”というキーワードを含む文書を検索します。
/doc/detail/purpose = 'Shunsaku'

結果:文書Aが返却されます。

パス式中に“//”を指定すると、任意の要素ノード配下のすべての階層の要素ノードを対象にして、検索を行うことができます。また、パス式中に“*”を指定すると、任意の要素ノード直下に位置するすべての要素ノードを対象にして検索を行うことができます。

特定の要素ノードではなく、XML文書全体を対象にして、どこかの要素ノードに検索したいキーワードを含む文書を検索する場合に“//”を指定すると便利です。

例2

詳細情報(detail)配下のどこかに“販売会議”というキーワードを含む文書を検索します。
/doc/detail/* = '販売会議'

結果:文書Cが返却されます。

例3

XML文書のどこかに“導入報告”というキーワードを含む文書を検索します。
/doc// = '導入報告'

結果:文書Bが返却されます。

対象としたい要素ノードを特定するときに、階層構造で表現しなくても一意に決まるような場合は、“//”を指定すると便利です。

例4

出張先(destination)に“大阪”というキーワードを含む文書を検索します。
//destination = '大阪'

結果:文書Bが返却されます。


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