Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第3部 SSLによる暗号化通信> 第10章 J2EEでSSLを利用する方法

10.1 Servletサービスにおける環境設定

 以下ではInterstage管理コンソールの操作方法を説明していますが、詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

■WebブラウザとWebサーバ間でSSLを使用した暗号化通信を行う場合

 WebサーバでSSLの設定をしてください。
 Interstage管理コンソールで、[サービス] > [Webサーバ] > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [SSL定義]の以下を設定します。

 SSLの設定を行った場合には、セション管理用クッキーにSecure属性が自動的に付加されます。

 SSLアクセラレータを使用する場合にはセション管理用クッキーにSecure属性が自動的に付加されないため、常にセション管理用クッキーにSecure属性を付加する設定をしてください。
 Interstage管理コンソールで、[ワークユニット] > [IJServerワークユニット名を選択] > [環境設定]タブ > [ワークユニット設定]の[JavaVMオプション]に以下を設定します。

-Dcom.fujitsu.interstage.j2ee.ijserver.SessionCookieSecurity=AlwaysNeeded

■WebサーバコネクタとServletコンテナ間でSSLを使用した暗号化通信を行う場合

 Interstage管理コンソールで、以下を設定します。

 設定方法は、運用方法によって異なります。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006