Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド |
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第3部 SSLによる暗号化通信 | > 第6章 Interstage証明書環境の構築と利用 |
証明書と秘密鍵について説明します。
SSL通信など、署名や暗号の処理を行うためには、認証局の証明書(発行局証明書)、サイト証明書、それに対応する秘密鍵が必要となります。また、証明書の有効性を確認するために、CRL(証明書失効リスト)が利用されます。
X.509またはRFC2459に準拠し、RSA鍵が使用されている証明書・CRLが使用できます。
UTF-8を含む証明書は扱えない場合があります。以下の表を参照し、使用不可の場合にはUTF-8を含まない証明書を使用するようにしてください。
UTF-8を含む証明書 |
UTF-8を含まない証明書 |
|
---|---|---|
Interstage SOAPサービス SSLサーバ認証 |
(注) |
○ |
Interstage SOAPサービス SSLクライアント認証 |
(注) |
○ |
Webサーバコネクタとサーブレットコンテナ間のSSL通信 |
(注) |
○ |
SOAP電子署名 |
○ |
○ |
XML暗号 |
○ |
○ |
上記以外 |
○ |
○ |
(○:使用可能、×:使用不可)。
(注):Java実行環境がJDK1.4の場合は○、JDK1.3の場合は×。
証明書を作成するためには、認証局が必要です。
Interstage証明書環境では、以下で発行された証明書をサポートしています。
Systemwalker PkiMGRについては、Systemwalker PkiMGRのカタログやマニュアルを参照してください。
上記以外の認証局が発行する証明書については、X.509またはRFC2459に準拠しているものであれば扱うことができると考えられます。しかし、証明書の入手方法も含め、Interstage Application Serverとして動作確認を行っていないため、サポート対象とはしていません。
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