Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド |
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第2部 認証とアクセス制御 | > 第3章 Interstageの認証とアクセス制御機能 | > 3.4 各サービスの認証とアクセス制御機能 |
Webサーバでは、認証の種類で説明した以下の3つの認証方法を使用できます。
ユーザ認証、IPアクセスコントロールおよびクライアント認証は、単独または併用して使用できます。
ただし、InfoProvider Proでは、資源に対してユーザ認証とクライアント認証の両方を指定している場合、クライアント認証でアクセスが許可されると、ユーザ認証は行われません。
なお、オンライン照合機能により、ユーザ認証に用いるユーザ名/パスワードおよびグループ情報をディレクトリサーバに格納し、オンラインでユーザ名/パスワードの照合を行うこともできます。
注)Interstage HTTP Serverでは、クライアント証明書に設定されている属性情報(名前(CN)および組織単位の名前(OU)など)に対して認証条件を設定し、それらによりアクセス制御を行うことはできません。
ユーザ認証に用いるユーザ名/パスワードおよびグループ情報をディレクトリサーバに格納し、管理する機能です。
Webサーバは、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)V3を用いてディレクトリサーバとの通信を行い、オンラインでユーザ名/パスワードの照合を行います。
この機能を使用することにより、ディレクトリサーバがユーザ名/パスワードの一括管理を行い、Webサーバ間共通のユーザ名/パスワードの使用が可能となります。
オンライン照合機能の運用時に使用するディレクトリサーバは、以下のサービスを対象としています。
Webサーバ |
Interstage HTTP Server |
|
ディレクトリサーバ |
Smart Repository(注1) |
InfoDirectory(注2) |
注1)Smart Repositoryは、以下の製品に同梱されています。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
− Interstage Application Server Standard Edition
注2)InfoDirectoryは、Windows(R)システムおよびSolaris OEシステムの以下の製品に同梱されています。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
− Interstage Application Server Standard Edition
− Interstage Application Server Plus
オンライン照合機能を使用する場合、Webサーバのユーザ認証は使用できません。
Webサーバとディレクトリサーバ間でSSLを用いたセキュアな通信を行うことができます。
使用するSSLライブラリとSSLのプロトコルバージョンを以下に示します。
Webサーバ |
Interstage HTTP Server |
|
SSLライブラリ |
SMEE3(SMEE 3.x以降) |
SMEE2(SMEE 2.2.x以前) |
SSLのプロトコルバージョン |
2.0 |
2.0 |
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