ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0 |
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第2部 導入(基本編) | > 第6章 連携製品、及びその他補足/注意事項 |
エラーメッセージはsyslogの2つのfacilityでログ出力を行います。
メッセージのロギングを行うためには daemon.log および user.log を/etc/syslog.conf にてロギングする設定にする必要があります。
syslog.confの記述方法およびsyslogdについては syslog.conf(4) および syslogd(1M)のマニュアルを参照ください。
facility.level |
プロセス |
---|---|
deamon.err |
dcmd |
user.err |
dsa_* |
以下にsyslog.confの設定例を示します。
daemon.err /var/adm/messages user.err /var/adm/messages |
コンソールのモニタ表示・ドリルダウン表示、およびレポート画面において、表示ボタンや作成ボタンにより目的のコンテンツ(グラフや表)を表示しようとすると、以下のような現象が発生する場合があります。
この現象は、原因として運用管理クライアントのDesktop heapが不足していることが考えられます。この場合、以下の方法で、Desktop heapを拡張してください。
レジストリの編集を誤ると、Windows が起動しなくなるなどの影響が発生する場合があります。レジストリの編集には注意してください。
\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems |
カンマで区切られた3番目の数値を、256K または 512K ずつ、1024〜2048の範囲で拡張する。
システムによっては、値が大きすぎると、コンソール起動時に「abnormal program termination」などのエラーメッセージが表示され、画面が動作しません。その場合は指定の範囲で調整を行ってください。
カンマで区切られた数値は、システムにより3つの場合と4つの場合があります。どちらの場合も3番目の数値を拡張してください。
%SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows SharedSection=1024,3072,512 Windows=On SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1 ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3 ServerDll=winsrv:ConServerDllInitialization,2 ProfileControl=Off MaxRequestThreads=16 |
%SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows SharedSection=1024,3072,1024 Windows=On SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1 ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3 ServerDll=winsrv:ConServerDllInitialization,2 ProfileControl=Off MaxRequestThreads=16 |
その他に、コンテンツを表示しようとすると次のようなエラーコードが発生することがあります。
その際は以下に示す確認を実施し、対処を行ってください。
エラーコード |
確認事項 |
対処 |
---|---|---|
536870912 |
|
正しい設定が行われていない場合、「16.2.1 Microsoft(R) Internet Information Serverの場合」を参照して再度設定を行ってください。 |
|
対象のデータが1件も収集されていない場合は、データが収集されるように設定しなおしてください。 |
|
1074003968 |
|
Managerのサービスが起動されていない場合、サービスの起動を行って下さい。 |
|
名前解決が出来ない場合、運用管理クライアントのhostsファイルにManagerのIPアドレスと名前を記述してください。 |
|
1074266112 |
|
Managerの電源がOFFになっている場合、電源を入れてください。 |
|
レジストリの以下のキーにManagerのIPアドレスが設定されていますので、内容が正しいものか確認を行ってください。 \\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\SQC-C\CurrentVersion\Settings\ManagerIP-Address 内容が誤っている場合は、「17.3.2 運用管理クライアントが認識するManagerのIPアドレスの変更」の方法でIPアドレスを正しいものに設定しなおしてください。 |
ManagerやAgentで、tcl84.exeが以下のようなアプリケーションエラーを発生する場合があります。
この現象は、原因としてManagerやAgentのDesktop heapが不足していることが考えられます。この場合、「6.4.2.1 Desktop heapの拡張方法」で説明する方法で、ManagerやAgentのDesktop heapを拡張してください。
Microsoft Windows 2000 ServerおよびWindows 2000 Advanced Serverにおいて、イベント ID 2003 の警告メッセージがアプリケーション イベント ログに表示されることがあります。
この現象は、Windowsの問題で、Microsoft社から回避する方法が広報されています。詳細については、以下のページを参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;267831
コンソール画面の各種表示機能において、収集情報が表示されなくなる(情報が未取得となる)事があります。この現象は、Windowsの問題で、Microsoft 社から回避する方法が広報されています。詳細については、以下のページを参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;248993
「2.4 Manager」で記載されているPDB内の保持期間を超えたデータは、毎日午前2:00に実行されるPDBのメンテナンス処理でPDBから削除されます。
PDBのメンテナンス処理中は、コンソールでのモニタ/ドリルダウン/レポート表示、PDBコマンドの実行等PDBへのアクセスが一時的にできなくなることがあります。
その場合は、PDBメンテナンス処理終了後に再度操作を行ってください。
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