Interstage Application Server 移行ガイド |
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第4章 Interstage Application Server V5からの移行 |
ここでは、以下のWebサーバ(Interstage HTTP Server)の移行手順、および移行時の注意事項について説明します。
【V5.0からV5.1以降へ移行する場合の移行手順】
【V5.xからV6.0.2へ移行する場合の注意事項】
Interstage V5.0で使用していたユーザPIN管理ファイルをV5.1以降で使用する場合は、ihsregistupinコマンドを再度実行してください。オプション/パラメタは、Interstage V5.0の設定時と同じ“ユーザPIN管理ファイル”および“秘密鍵管理環境のスロット情報ディレクトリ”を指定してください。
ihsregistupin -f C:\ihs\upinfile -d C:\ihs\slotdir |
V6.0においてInterstage管理コンソールを使用してSSL環境を再構築する場合は、本作業を行う必要はありません。
V6.0.2では、ihsrlogコマンドの処理において、以下のような変更があります。
V6.0.2において、V5.xと同様の設定を行う場合は、ihsrlogコマンドを指定する際に、-cオプションを指定してください。-cオプションの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ihsrlog”を参照してください。
V5.xでは、ihsrlogコマンドのローテーション機能は、Interstage HTTP Serverの起動から停止までの間だけ有効でした。したがって、再起動した場合は、前回の起動中に作成されたログファイルは削除の対象とならないため、不要であれば手動で削除する必要がありました。
V6.0.2では、ihsrlogコマンドのローテーション機能は、Interstage HTTP Serverの起動・停止にかかわらず、すべてのファイルに対して有効となります。したがって、再起動した場合でも、前回の起動中に作成されたログファイルを含めて、最も古いログファイルから削除されます。
V5.xでは、ihsrlogコマンドで出力されるログファイルの形式は、以下のようになりました。
V6.0.2では、ihsrlogコマンドで出力されるログファイルの形式は、以下のようになります。
V6.0.2では、保守用ログの処理において、以下のような変更があります。
V5.xでは、保守用ログのローテーション機能は、Interstage HTTP Serverの起動から停止までの間だけ有効でした。したがって、再起動した場合は、前回の起動中に作成されたログファイルは削除の対象とならないため、不要であれば手動で削除する必要がありました。
V6.0.2では、保守用ログのローテーション機能は、Interstage HTTP Serverの起動・停止にかかわらず、すべてのファイルに対して有効となります。したがって、再起動した場合でも、前回の起動中に作成されたログファイルを含めて、最も古いログファイルから削除されます。
V5.xでは、保守用ログファイルは、“tracelog”に、常にファイルの作成日時を付加して出力されました。
V6.0.2では、保守用ログファイルは、以下のように出力されます。
V6.0.2では、環境定義ファイル(httpd.conf)のディレクティブの初期値が変更になっています。変更内容については、“Webサーバ(Interstage HTTP Server)の資源”を参照してください。
V6.0.2では、RCプロシジャ名が以下のファイル名に変更されています。
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