Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第5部 JMS編 | > 第22章 JMSアプリケーションの開発 | > 22.4 サンプルアプリケーション |
サンプルSendMessageUsingQueueについて説明します。
サンプルSendMessageUsingQueueは、Webブラウザから値(ConnectionFactory名、Destination名、送信メッセージ)を入力するとメッセージを送信するサーブレットです。メッセージの送信が終了すると終了した旨のメッセージがWebブラウザに出力されます。
サンプルプログラムの構成を以下に示します。
<samples> *<J2EE> *<Servlet> *<Queue> * * SendMessageUsingQueue.java … サーブレットクラス * * SendMessageUsingQueueApp.java … アプリケーションクラス * * ServletParameter.java … パラメタクラスインタフェース * * SendMessageUsingQueueParameter.java … パラメタクラス * * ServletPage.java … ページクラスインタフェース * * SendMessageUsingQueuePage.java … ページクラス * * SendMessageUsingQueue.html … HTMLファイル * servlet_jms.war … Webアプリケーション(WARファイル) |
サンプルSendMessageUsingQueueを呼出すまでの操作手順について説明します。
1. 配備(Deployment)
Interstage管理コンソールを使用して、Webアプリケーション(servlet_jms.war ファイル)を配備します。
Interstage管理コンソールの使用方法については、“Interstage運用ガイド”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。
注)以降、Webアプリケーション名を“servlet_jms”(デフォルト)として説明します。
2. JMSの環境設定
ConnectionFactory定義の定義名を“TestQueueConnectionFactory”、種類を“QueueConnectionFactory”として登録します。ConnectionFactory定義の詳細については、“ConnectionFactory定義の登録”を参照してください。
Destination定義の定義名を“TestQueue”、種類を“Queue”として登録します。Destination定義の詳細については、“Destination定義の登録”を参照してください。
なお、Destination定義の登録には、イベントチャネルを生成しておく必要があります。イベントチャネルの生成については、“イベントチャネル運用マシンの環境設定”を参照してください。
3. IJServerの起動
Interstage管理コンソールを使用して、IJServerを起動します。
注)Interstageが停止中の場合は、Interstageを起動してください。
4. Webブラウザからサーブレットの呼出し
Webブラウザで以下のURLを指定します。
5. 値の入力とSENDボタンの選択
下記の値を入力しSENDボタンを押してください。
ConnectionFactory Name : TestQueueConnectionFactory |
6. サーブレット実行結果の表示
メッセージの送信に成功した場合には、以下のメッセージが出力されます。
Transmission of a message was completed. |
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