Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第6章 Servletサービスの機能

6.4 リロード機能

 リロード機能は、サーブレットおよびJSPのファイルを置き換えた時に、Servletコンテナの再起動を行うことなく新しいファイルが即座に利用できる機能です。

 アプリケーションの開発時には、リロード機能を有効にすることをお勧めします。アプリケーションを修正した場合には、修正したファイルのみを置き換えることでアプリケーションを配備し直す必要がなく、またServletコンテナの停止と起動も必要がないため、効率よく開発することができます。

 リロードの対象は、Webアプリケーションに含まれるJSPとクラスです。クラスは以下に展開されているものが対象となります。

image
[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\webapps\[Webアプリケーション名]\WEB-INF\lib配下の拡張子が".jar"のファイル
[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\webapps\[Webアプリケーション名]\WEB-INF\classes配下の拡張子が".class"のファイル
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[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/webapps/[Webアプリケーション名]/WEB-INF/lib配下の拡張子が".jar"のファイル
[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/webapps/[Webアプリケーション名]/WEB-INF/classes配下の拡張子が".class"のファイル

 アプリケーションのファイル構成については、“IJServerのファイル構成”を参照してください。

 Interstage管理コンソールを使用して配備を行う場合には、配備したアプリケーションが即座に利用できるためリロード機能を有効にする必要はありません。
 リロード機能を有効にした場合、実行速度が劣化します。
 運用時にはリロード機能を無効にすることをお勧めします。


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