Interstage Application Server 運用ガイド
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5.2.3.17 Interstage証明書環境資源の移入
Interstage証明書環境資源が移入できるかは、サイト証明書を発行した認証局の運用方針に依存します。
認証局の運用方針によっては、異なるサーバで同じサイト証明書を利用することを許可していない場合があります。また、条件付きで許可している場合もあります。そのため、想定している運用でサイト証明書が利用可能かを認証局に確認してから、移入するようにしてください。
認証局で許可されていない場合は、サーバごとに異なるサイト証明書を利用する(サーバごとにInterstage証明書環境を構築する)か、または、想定している運用を許可している認証局からサイト証明書を入手するようにしてください。
認証局の運用方針として他のサーバへのサイト証明書の移入が認められている場合や、サイト証明書を登録していない場合は、Interstage証明書環境資源の移入手順は、同一マシン上でのリストア手順と同じです。“Interstage証明書環境資源のリストア”を参照してください。
そうでない場合は、サーバごとにInterstage証明書環境を構築してください。
■注意事項

Interstage証明書環境は、環境構築時に指定したグループからアクセス可能となっています。そのため、ユーザアカウントやグループ等のシステムの情報が、移入元のマシンと同じになるようにしてください。あるいは、Interstage証明書環境アクセスのためのグループを作成し、scsmakeenvコマンドで再設定してください。
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