Interstage Application Server 運用ガイド |
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第2章 アプリケーションの運用 | > 2.1 ワークユニットの設計 | > 2.1.1 ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境 |
アプリケーションの最大処理時間(タイムアウト時間)を指定し、ワークユニット配下で動作するサーバアプリケーションの呼び出しから復帰までの、応答時間の監視を行うことができます。アプリケーション障害によるハングアップ、ループなどが原因となる処理遅延によるクライアントへのレスポンス遅延を防止する場合に使用します。アプリケーションの最大処理時間に関しては、ワークユニット定義に指定します。
タイムアウト時の振る舞いについては、アプリケーションの種別により異なります。なお、サーバアプリケーションタイマ機能については、CORBAアプリケーション、J2EEアプリケーション、EJBアプリケーション、トランザクションアプリケーションに対して有効です。
なお、タイマ機能はサーバアプリケーションの障害などにより、アプリケーションの復帰が遅延する場合の対処として使用してください。一般的な運用で頻繁にタイムアウトが発生するような使用は避けてください。
サーバアプリケーションタイマ機能の詳細については、“OLTPサーバ運用ガイド”の“ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境”を参照してください。
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