Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第6章 各種運用形態の環境構築> 6.1 クラスタシステムへの導入> 6.1.4 クラスタシステム上でアンインストールする

6.1.4.2 資源配付の設定の解除

クラスタでの資源配付機能を設定している場合は、以下の作業を実施してください。

なお、クラスタサービス以外で運用している場合、以下の作業は必要ありません。

[UNIX]
■UNIXの場合

◆システム定義の登録内容の変更

以下のコマンドを実行してください。

/opt/systemwalker/bin/drmsdfn -a sys -k own -s OWNのシステム名 -n " "

コマンドの詳細は、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。

◆クラスタサービスの削除

プライマリノード、セカンダリノードの両方で、業務アプリケーションが使用するクラスタサービスから以下のリソースを削除してください。

◆資源配付のクラスタアンセットアップ

資源配付のクラスタ環境でアンセットアップします。

プライマリノードでの作業

  1. 共有ディスクをマウントします。

    以下のマウントポイントを指定し、共有ディスクをマウントします。コマンドの詳細は、PRIMECLUSTERなどのマニュアルを参照してください。

    mount /クラスタ設定時に指定した共有ディスク用のマウントポイント
  2. 以下のコマンドを実行してください。
    /opt/FJSVmpsdl/sys/drmsclst -u
  3. 共有ディスクをアンマウントします。

    以下のマウントポイントを指定し、共有ディスクをアンマウントします。コマンドの詳細は、PRIMECLUSTERなどのマニュアルを参照してください。

    umount /クラスタ設定時に指定した共有ディスク用のマウントポイント

セカンダリノードでの作業

  1. 以下のコマンドを実行してください。
    /opt/FJSVmpsdl/sys/drmsclst -u

[Windows]
■Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003(MSCS)の場合

クラスタでの資源配付機能を設定している場合は、以下の作業を実施してください。

  1. システム定義の登録内容を変更します。

    以下のコマンドを実行します。コマンドの詳細は、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。

    Systemwalker Software Deliveryインストールディレクトリ
    \bin\drmsdfy -a sys -k own -s OWNのシステム名 -n " "
  2. リソースを削除します。

    クラスタアドミニストレータで、資源配付サーバのリソースを以下の手順で削除します。

    1. 物理ディスクのリソースを“業務アプリケーション”グループ以外のグループに移動します。
    2. 論理IPアドレス、Systemwalker Software DeliveryおよびSystemwalker Software DeliveryFsdのリソースを削除します。
  3. Systemwalker 資源配付のクラスタ環境をアンセットアップします。

    以下のコマンドを実行してください。

    共有ディスク上のパスは、設定したDRMS管理ファイルおよび定義情報ディレクトリを格納するドライブ名またはディレクトリ名を、フルパスで指定してください。


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