Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 資源を配付する(資源配付) | > 5.9 大規模システムで配付する | > 5.9.2 システム数が多い場合の運用 |
運用管理サーバから部門管理サーバのDRMS管理ファイルをオンライン検索する場合の負荷軽減を図るためには、部門管理サーバから取得する情報を前回取得時からの差分情報で取得する、差分検索機能を利用してください。
オンライン検索の差分検索の運用について、以下の項目に従って説明します。
オンライン検索として、従来の、部門管理サーバが保持する全情報の取得に加え、前回取得時からの差分情報で取得することが可能となりました。
差分検索を利用することにより、取得情報のデータ転送量の削減(回線負荷の軽減)および検索時間の短縮を図ることが可能となります。
差分検索を実行する運用管理サーバおよび検索される部門管理サーバのバージョン・レベルについては、11.0/V11.0L10以降を使用します。バージョン・レベルが11.0/V11.0L10より古い部門管理サーバを検索しようとした場合は、そのサーバからエラーが通知されます。
運用管理サーバから部門管理サーバの適用状況を確認する手段として、従来から以下の二とおりの運用があります。
スケジュール結果通知の運用を行う場合は、反映処理中に配付操作を行うと配付が待たされることがあります。したがって、配付を優先する運用では、オンライン検索による適用状況を取得する運用を選択することとなります。この時、配付頻度が多い等、オンライン検索にあまり時間をかけたくない場合に、取得情報のデータ転送量が少なく、検索時間の短縮化が可能な差分検索が有効となります。
差分検索は、drmslstコマンド(-a sysオプション指定)だけで有効な機能です。drmslstコマンド(-a sysオプション指定)の詳細については、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。差分検索は-d diffオプションを利用します。
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