Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 起動と停止

3.1 Systemwalker Software Deliveryの起動と停止

Systemwalker Software Deliveryで資源を配付するためには、サーバ上の資源配付が起動されている必要があります。

資源配付は、システムのブート時に自動起動され、システムのシャットダウン時に自動停止されます。

したがって、通常は資源配付の起動と停止を意識する必要はありません。

ただし、DRMS編集ファイルを変更した場合、および異常発生により資源配付が停止している場合は、資源配付を再起動または停止させる必要があります。

以下に資源配付の起動と停止コマンドの形式について示します。

[UNIX]
■UNIXの場合

◆形式

drmsd [ { -s | -f | -q } ]


◆パラメタの説明

-s:
資源配付のデーモンを起動する場合に指定します。
-f:
資源配付のデーモンを通常停止させる場合に指定します。本パラメタが指定された場合、現在処理中の要求の完了を待って、資源配付のデーモンが停止します。
-q:
資源配付のデーモンを緊急停止させる場合に指定します。本パラメタが指定された場合、現在処理中の要求は強制的に打ち切られ、資源配付のデーモンが停止します。

備考.

パラメタを省略した場合、“-s”が指定されたものとみなし、資源配付のデーモンが起動します。

◆DTSで通信する場合

サーバ間をDTSで通信する場合は、資源配付を起動する前にDTSの起動が必要です。DTSの起動と停止方法については“FUJITSU DTS説明書”を参照してください。

[Windows]
■Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003の場合

◆形式

drms { -s | -p }

◆パラメタの説明

-s:
資源配付のサービスを起動する場合に指定します。
-p:
資源配付のサービスを停止させる場合に指定します。本パラメタが指定された場合、現在処理中の要求は強制的に打ち切られ、資源配付のサービスが停止します。

備考.

パラメタを省略した場合、本コマンドのパラメタの説明が表示されます。

◆Linkexpressで通信する場合

サーバ間をLinkexpressで通信する場合は、資源配付を起動する前にLinkexpressの起動が必要です。Linkexpressの起動と停止方法については“FUJITSU Linkexpress解説書”を参照してください。

資源配付を使う場合は、OSのサスペンド機能を使用しないでください。

サスペンド時は、資源配付が停止します。

転送中の場合は、コネクションが切断されエラーになります。


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