Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 2.1 資源配付の動作環境を定義する | > 2.1.5 運用形態に合わせた動作環境の定義 |
強制配付を行うために必要な動作環境の設定方法について説明します。
[Windows]
強制配付の情報設定ファイルの定義について説明します。この設定は、運用管理サーバだけ必要です。
Systemwalkerインストールディレクトリ\etc\drmsfsd.ini |
情報設定ファイル(drmsfsd.ini)の設定項目および書式については、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。
強制配付指示の対象となるクライアントが200台を超えた状態で強制配付を行う場合には、以下の2ファイルを定義する必要があります。
上記2ファイルを使用することにより、強制配付GUIを使用せずに強制配付グループおよび強制配付システム構成のシステムに関連する情報の追加と削除が可能になります。
Systemwalkerインストールディレクトリ\bin\grpsys |
本ファイルは、インストール時に既に存在します。
システム種別,システム名称↓ |
↓:改行
システム種別として、半角英数字で以下の内容を指定します。
強制配付グループ情報ファイルである事を示します。
先頭行にだけ必ず指定しておく必要があります。
強制配付グループ名である事を示します。
クライアントである事を示します。
グループ名またはクライアント名を""で囲み、設定します。
1,"グループ管理" |
各グループの所属クライアントは、グループ名の下に記述されているクライアントが対象となります。
記述例の場合、“支店グループ”に所属するクライアントは、以下のとおりになります。
Systemwalkerインストールディレクトリ\bin\clsys.txt |
本ファイルは、インストール時には存在しません。強制配付を実施した場合に、作成されます。
システム種別,システム名称,IPアドレス↓ |
↓:改行
システム種別として、半角英数字で以下の内容を""で囲み、指定します。
自システムである事を示します。
サーバである事を示します。2階層目のサーバを意味します。
サーバである事を示します。n階層目のサーバを意味します。
クライアントである事を示します。
自システム名、サーバ名またはクライアント名を""で囲み、設定します。
各システムのIPアドレスを""で囲み、設定します。
ただし、自システム(OWN)は指定する必要はありません。
"1","OWN","" |
記述例の場合のシステム構成は、以下のとおりです。
1階層 |
2階層 |
3階層 |
OWN |
関東地方中継サーバ |
東京拠点サーバ
|
関西地方中継サーバ |
関西拠点サーバ
|
強制配付では、以下のサービス・エントリを使用します。
サービス名 |
ポート番号 |
プロトコル名 |
備考 |
drmsfsd |
4098 |
tcp |
サーバ−クライアント間 |
ポート番号を変更する場合は、servicesファイルのdrmsfsdのポート番号を変更してください。変更するポート番号は、ネットワーク内で一意な番号になるように設定してください。なお、変更する場合は、サーバおよびクライアントの値を同時に変更する必要があります。
ポート番号変更後は、強制配付機能を再起動してください。
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