Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 2.1 資源配付の動作環境を定義する | > 2.1.3 部門管理サーバの動作環境を定義する | > 2.1.3.2 動作環境を定義する |
資源配付の運用設定には、サーバそれぞれに環境設定を行う方法と、ポリシーにより一括して行う方法があります。
ポリシー設定により、運用管理者が業務に沿った配付管理の運用設定を、各サーバに設定することができます。
ポリシー設定を行えば、以下のことができるようになります。
サーバに設定するポリシーの内容および配付方法を説明します。
[資源配付]ウィンドウからポリシーを設定するウィンドウを起動し、サーバに設定する項目を指定します。
ポリシーを設定するサーバおよび設定のタイミングは、以下のように指定します。
ウィンドウでの指定が完了すると資源グループとして以下の名前で登録されますので、配付・適用することによりサーバのポリシー設定が行われます。なお、本資源グループのために業務を設定する必要はありません。
サーバのポリシー配付方法を下図に示します。
[資源配付]ウィンドウの[設定]メニューから[ポリシー]−[サーバ環境]を選択します。
部門管理サーバのポリシーとして設定する項目を“表:部門管理サーバの設定項目”に示します。
設定ページ |
設定する内容 |
中継サーバの場合 |
配下にクライアントが接続されるサーバの場合 |
|
全般 |
資源配付サーバ編集情報の設定 |
基本 |
◎ |
◎ |
接続(サーバ) |
◎ |
◎ |
||
接続(クライアント) |
− |
◎ |
||
保有世代 |
○ |
○ |
||
運用 |
○ |
○ |
||
通知スケジュール |
インベントリ情報の通知設定 |
○ |
○ |
|
通知スケジュール |
送信結果情報の通知設定 |
○ |
− |
|
通知スケジュール |
適用結果情報の通知設定 |
○ |
○ |
|
資源中継 |
配下のサーバへの資源中継設定 |
◎ |
− |
|
インベントリ収集 |
サーバインベントリ収集設定 |
○ |
○ |
|
適用先ID |
サーバ資源適用先設定 |
○ |
○ |
|
業務構成 |
サーバ上の業務構成設定 |
○ |
◎ |
|
公開業務 |
携帯端末へのダウンロード用業務設定 |
− |
○ |
◎:必須指定
○:選択指定
−:指定不要
サーバの動作設定としてDRMS編集ファイルの設定を行います。
本バージョンのサーバに設定できるオプションを下表に示します。各オプションの説明は、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。
なお、異なるバージョンレベルのWindows(R)サーバに対して設定できるオプション、および異なるバージョンレベルのUNIXサーバに対して設定できるオプションについては、そのバージョンに対応したマニュアルを参照してください。
数値指定のオプションの値が空白の場合は、省略値として扱われます。
分類
オプション名
本バージョンに対する設定
基本
drmspath
work_dir○
○接続
サーバ
serverprotocol
line
servmax
servwait
servnum
sesswait
interval
stimer
nametype
http_server
https_server
http_proxy
https_proxy
no_proxy
https_no_proxy
serv_syscheck○
○
○
×
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○クライアント
servicecheck
group
syscheck
cntmax
dlcntmax
wait
waitcount
timer
newgen
javarsc_newgen
gencheck
clientcheck
windomain_name
useridentify_file
sysinfcheck
cl_seglen
cl_segtime
http_client
https_client
http_mobile○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
○
×
×
○
○
○
○
○
○
○保有世代
own_gennum
other_gennum
save_gennum
apply_gennum
save_jobnum
mainte_gennum_type
mainte_gennum○
○
○
○
○
○
○運用
to_stagedir
to_storagedir
schedule
notify_allowance
autonotify
autorelay
status_csv
dbimport
HPOV_agent
HPOV_mng_name
file_access
ipl_reboot
ipl_apply
wtimer
init_timer○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
×
○
○
×移行
interchangeable
○
○: 本バージョンに対して設定可 ×: 本バージョンに対して設定不可
サーバの動作設定としてDRMS編集ファイルの設定を行います。
本バージョンのサーバに設定できるオプションを下表に示します。各オプションの説明は、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。
なお、異なるバージョンレベルのWindows(R)サーバに対して設定できるオプション、および異なるバージョンレベルのUNIXサーバに対して設定できるオプションについては、そのバージョンに対応したマニュアルを参照してください。
数値指定のオプションの値が空白の場合は、省略値として扱われます。
分類
オプション名
本バージョンに対する設定
基本
drmspath
work_dir○
○接続
サーバ
serverprotocol
line
servmax
servwait
servnum
sesswait
interval
stimer
nametype
http_server
https_server
http_proxy
https_proxy
no_proxy
https_no_proxy
serv_syscheck○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○クライアント
servicecheck
group
syscheck
cntmax
dlcntmax
wait
waitcount
timer
newgen
javarsc_newgen
gencheck
clientcheck
windomain_name
useridentify_file
sysinfcheck
cl_seglen
cl_segtime
http_client
https_client
http_mobile×
×
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○保有世代
own_gennum
other_gennum
save_gennum
apply_gennum
save_jobnum
mainte_gennum_type
mainte_gennum○
○
○
○
×
○
○運用
to_stagedir
to_storagedir
schedule
notify_allowance
autonotify
autorelay
status_csv
dbimport
HPOV_agent
HPOV_mng_name
file_access
ipl_reboot
ipl_apply
wtimer
init_timer○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
○
○
○
○
○移行
interchangeable
○
○: 本バージョンに対して設定可 ×: 本バージョンに対して設定不可
サーバから通知する内容とスケジュールの設定を行います。
サーバからスケジュール通知する種別を、以下の項目から選択します。
サーバからスケジュール通知する通信種別を、以下の項目から選択します。
サーバからスケジュール通知する契機を指定します。通知契機の指定には、以下の4つがあります。
なお、[機能種別]に[インベントリ情報通知]を選択した場合は、[即時]、[IPL]および[処理終了後、時差通知]は指定できません。
[設定情報リスト]には、スケジュール通知の設定情報が一覧表示されます。
[自システムと直下クライアントの情報]
[自システムと全配下システムの情報]
[自システムと直下クライアントの情報]
[自システムと全配下サーバの情報]
[指定した個別メンテナンス版数のステータスのみ]を選択時は、下のフィールドに通知する個別メンテナンス版数名を指定します。個別メンテナンス版数名を複数指定する場合は、コンマ“,”で区切ります。すべての個別メンテナンス版数を通知する場合は、“rmsall”の文字列を指定します。
[指定した資源グループのステータスのみ]を選択時は、下のフィールドに通知する資源グループ名を指定します。資源グループ名とバージョンレベルの間は半角“/”で区切って指定します。バージョンレベル省略時は半角“/”は必要ありません。資源グループ名を複数指定する場合は、コンマ“,”で区切ります。
[自システムと直下クライアントの情報]
[自システムと全配下システムの情報]
[指定した個別メンテナンス版数のステータスのみ]を選択時は、下のフィールドに通知する個別メンテナンス版数名を指定します。個別メンテナンス版数名を複数指定する場合は、コンマ“,”で区切ります。すべての個別メンテナンス版数を通知する場合は、“rmsall”の文字列を指定します。
[指定した資源グループのステータスのみ]を選択時は、下のフィールドに通知する資源グループ名を指定します。資源グループ名とバージョンレベルの間は半角“/”で区切って指定します。バージョンレベル省略時は半角“/”は必要ありません。資源グループ名を複数指定する場合は、コンマ“,”で区切ります。
通知条件に[常に通知]を選択時だけ[サマリのみ]を指定できます。[サマリのみ]を指定した場合は、ステータスのサマリ情報だけをスケジュール通知します。通知先のサーバの[資源配付]ウィンドウが、管理情報の保持形態として[一時ファイルに保持]で利用される場合に指定します。
サーバに資源中継スケジュールの設定を行います。
[指定システムのみに送信]または[指定システム以外に送信]の場合は、送信システムフィールドに送信先のサーバとして資源配付のシステム名を指定します。送信先のサーバ名を複数指定する場合はコンマ“,”で区切ります。システム選択ダイアログボックスを呼び出し、既に定義済のサーバを選択することで指定することもできます。送信システムフィールドに新たにサーバを指定した場合は、別途中継サーバ上でも新たにサーバとして定義しておく必要があります。
送信資源を指定する場合は、下のフィールドに送信対象資源を指定します。資源グループ名とバージョンレベルの間は半角“/”で区切って指定します。バージョンレベル省略時は半角“/”は必要ありません。複数指定する場合は、コンマ“,”で区切ります。
資源中継を分割転送する場合に、分割量と時間間隔を指定します。
サーバのインベントリ収集の設定を行います。
インベントリ情報の収集契機を、以下の項目から選択し、“月・日・時・分”を必要に応じて設定します。
インベントリ情報として収集するテキスト情報のファイル名を一覧表示します。
[追加]/[変更]/[削除]ボタンで、収集するテキストファイル一覧を設定/編集できます。テキストファイル名は、絶対パスで指定します。
インベントリ情報として収集するユーザ情報を一覧表示します。
[変更]/[クリア]ボタンで、収集するユーザ情報を設定/編集できます。ユーザ情報は、最大10個まで設定することができます。
サーバに適用先IDの設定を行います。適用先IDはサーバに資源を適用する場合に必要です。
サーバに業務構成の設定を行います。
サーバに公開業務の設定を行います。公開業務の設定は携帯端末へのダウンロードを行う場合に必要です。
サーバにポリシーを配付する場合の注意事項を以下に示します。
“全般”設定ページにおいて、DRMS編集ファイルを変更するポリシーの設定タイミングを“即時”で行う場合、ポリシー設定資源グループの適用後に資源配付が再起動されます。そのため、“即時”で行う場合には,ポリシー用の資源の複数世代の送信および、続けて次の世代の配付は行わないようしてください。もし行った場合には,資源配付サービスの未起動などのエラーが発生する事があります。その場合には,再度エラーとなった世代を再送付してリカバリを実施してください。
あて先システムのノード名の種別を変更した場合、変更が反映された後、システムに定義されている全サーバのノード名をnametypeの変更値に従って変更する必要があります。このため、ノード名の種別が間違っているサーバに対してだけ変更するような場合にだけ使用するようにしてください。
サーバのポリシーを適用する際に何らかのエラーが発生すると、そのサーバのポリシーを設定した資源グループが適用エラーとなります。適用エラーとなった原因については、以下のエラー情報格納ファイルに格納されている情報を参照してください。エラー原因に対する対処を行った後、再度、ポリシー設定資源グループを適用し直してください。
[格納場所]
Systemwalker Software Deliveryインストールディレクトリ\etc\errcmd.dat |
[格納形式]
エラー発生時間 ポリシー設定内容 エラーメッセージ |
ここに出力されるエラーメッセージは、資源配付の定義コマンド(drmsdfnコマンド)を使用した場合に出力されるエラーメッセージと同一のものです。
ポリシー配付対象のサーバとして、Windows(R)とUNIXが混在する場合、OSのファイルシステム(パス指定方法など)が異なるため、システムグループとして複数宛先を対象とするためにはWindows(R)とUNIXを分けてシステムグループ化する必要があります。また、パス名を指定する場合は、配付先のサーバがWindows(R)かUNIXかを意識して指定してください。
無通信監視時間で回収される2時間経過後、再度サーバ環境設定を行ってください。早急に環境設定を行いたい場合は、接続先の資源配付サービスの再起動を行ってください。
なお、ファイルの複写については資源として、資源配付による配付/適用することでも実施できます。
[ファイル]
Systemwalker Software Deliveryインストールディレクトリ\etc\apiind |
[複写先]
Systemwalker Software Deliveryインストールディレクトリ\etc\apiind |
[編集するファイル]
Solaris : /opt/FSUNdrms/etc/apiind |
[追加する行]
apiindファイルの最後に以下の内容を追加してください。
contents□10,0,2,0□xxxxxxx□□xxxxxxxxx□□□0 |
□:タブ
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