Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 2.1 資源配付の動作環境を定義する | > 2.1.3 部門管理サーバの動作環境を定義する |
資源のアップロードまたはダウンロードを行うためには、これらの処理を行う前にあらかじめ各システムでシステム名を定義しておく必要があります。システム名には、自システム名とあて先システム名があります。
あて先システム名とは、資源配付がダウンロードやアップロードを行う際に、あて先を識別するための情報です。あて先システム名は、資源配付を使用するネットワーク上で一意な名前を設定してください。なお、ホスト名で設定する場合は、必ずhostsファイルに登録されている名前と、大小文字まで一致させてください。自システム名については、資源配付が起動時に自動的に定義します。この場合、資源配付は自システム名を“own” あるいは“OWN"と定義します。自システムの定義のノード名に、自システムのIPアドレスまたはホスト名を指定されることをお勧めします。
システム名の定義は、資源配付の定義機能を使用して定義します。本定義はシステムごとに一度行うものであり、定義済みの場合は不要です。
中継サーバには、配下に直接接続される部門管理サーバ(以降、配付に直接接続されるサーバを、隣接サーバ、または隣接するサーバと呼びます)だけをあて先システムとして定義します。隣接するサーバ以外の定義は行わないでください。
部門管理サーバに、クライアントに対するあて先システム名を定義する必要はありません。あて先システムの定義を行わない場合、WINSサーバー、DNS サーバまたはhosts ファイルに登録されている名前をもとにシステム名を自動生成します。
資源配付で管理するクライアント名を任意の名称にしたい場合だけ、クライアントに対するあて先システム名を部門管理サーバに定義する必要があります。
以下に、配付経路の定義方法を記述します。配付経路の定義は、[資源配付]ウィンドウまたは資源配付のコマンドどちらでも定義できます。
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