Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 資源を配付するための動作環境を定義する> 2.1 資源配付の動作環境を定義する> 2.1.2 運用管理サーバの動作環境を定義する> 2.1.2.2 動作環境を定義する

2.1.2.2.3 サービス・エントリを定義する

TCP/IPまたはHTTPプロトコルを使用してサーバ-サーバ間またはサーバ-クライアント間で通信する場合は、資源配付のサービス・エントリの定義が必要です。

サービス・エントリが定義されていない場合、資源をオンライン配付およびアップロードすることはできません。

[UNIX]

資源配付を起動する前にservicesファイルに、“表:資源配付のサービス・エントリの定義項目”に示す資源配付のサービス・エントリの定義を行う必要があります。

[Windows]

資源配付のインストール時に、servicesファイルに“表:資源配付のサービス・エントリの定義項目”に示す資源配付のサービス・エントリの定義がない場合または取得できない場合は、サービス・エントリが自動設定されます。既にサービス・エントリの定義がある場合はその値を使用します。

ポート番号を変更する場合は、servicesファイルのそれぞれの値を変更し、サーバおよびクライアントの値も同時に変更してください。変更後は資源配付を再起動してください。

servicesファイルのパス名はシステムにより異なります。servicesファイルのパス名については、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。

[表:資源配付のサービス・エントリの定義項目]

サービス名

ポート番号(注)

プロトコル名

備考

drmsfsd

4098

tcp

強制配付

drmsserv

9324

tcp

サーバ−サーバ間通信(TCP/IP)

drms

9231

tcp

サーバ−クライアント間通信(TCP/IP)

drmshs

9394

tcp

サーバ−サーバ間通信(HTTP)

drmshc

9393

tcp

サーバ−クライアント間通信(HTTP)

drmshss

9398

tcp

サーバ−サーバ間通信(HTTPS)

drmshsc

9399

tcp

サーバ−クライアント間通信(HTTPS)

drmsmc

(注2)

tcp

サーバ−クライアント間通信(Windows CE用)

注)   ポート番号はネッワーク内で一意な番号でなければなりません。
上記ポート番号を既に使用している場合、別の番号をネットワーク内で一意になるように設定してください。
注2)  他のサービスで使用されていないポート番号を指定してください。
ポート番号は、資源配付サーバとWindows CEで同じにする必要があります。

図:servicesファイルの定義例”にservicesファイルの定義例を示します。

[図:servicesファイルの定義例]

       ・
       ・
(1)          (2) (3)      (4)
NeWS         144/tcp     news
ftp          21/tcp
telnet       22/tcp
drmsfsd      4098/tcp
drmsserv     9324/tcp
drms         9231/tcp
drmshs       9394/tcp
drmshc       9393/tcp
drmshss      9398/tcp
drmshcs      9399/tcp
       ・
       ・
(1)  サービス名
(2)  ポート番号(注)
(3)  プロトコル名
(4)  サービス名の別名
注)  ポート番号はネットワーク内で一意な番号でなければなりません。

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