Systemwalker Software Delivery 解説書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 概要> 1.1 Systemwalker Software Deliveryとは

1.1.1 Systemwalker Software Deliveryの位置づけ

IT(Information Technology:情報技術)環境は、ホスト集中型の処理から、クライアント/サーバシステムへ、さらにはインターネットを介したネットワークコンピューティングとの混在環境へと変化しています。

ネットワークを構成するシステムの機種および種類は著しく増加し、これに伴い、扱うソフトウェア資源も種類、数ともに膨大となっています。これらのソフトウェア資源の管理、変更および保守を、従来どおり人手によって行うと、以下のような問題が生じます。

Systemwalker Software Deliveryは、ネットワークを構成する各部門のサーバとクライアントごとに使用している多数のソフトウェア資源を、運用管理サーバで集中管理し、対象となるサーバとクライアントにオンラインで一括して配付するソフトウェアです。

Systemwalker Software Deliveryは、運用管理サーバでのソフトウェア資源の集中管理、ソフトウェア資源の配付の自動化、配付状況の確実な把握により上記の問題を解決します。資源は業務構成に従って配付されるので、業務の環境を効率よく整備でき、また、配付する資源は世代管理され、配付ミスの防止と配付負荷の削減を実現します。

Systemwalker Software Deliveryにより、迅速かつ確実に、しかも最小限の労力で、対象となるサーバとクライアントのソフトウェア資源を、管理、変更および保守することが可能となります。これにより、より効率的なネットワーク運用が実現できます。

Systemwalker Software Deliveryの概要を、“図:Systemwalker Software Deliveryの概要”に示します。

[図:Systemwalker Software Deliveryの概要]


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