Interstage Application Server WebGatewayユーザーズガイド
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第5章 サンプルプログラムの使用方法

5.2 CORBAオブジェクトの作成

 サンプルプログラムソースをコンパイルしCORBAオブジェクトを作成します。

 コンパイルは"C:\INTERSTAGE\WebGateway\samples\apl"ディレクトリのmakefileよりnmakeコマンドを使用して行います。また、Microsoft Visual C++をインストールしてください。
 ここでは、HTMLページ編集サービスが"C:\INTERSTAGE\WebGateway"にインストールされているものと仮定して説明します。
 以下にCORBAオブジェクトの作成手順を示します。

  1. [スタート]−[プログラム]−[コマンドプロンプト]によりDOSプロンプトを起動します。
  2. サンプルプログラムを作成するためのmakefileが格納されているディレクトリに移動します。
    C:\>cd INTERSTAGE\WebGateway\samples\apl
  3. nmakeコマンドよりコンパイルを行います。
    >nmake

 コンパイルの結果、"C:\INTERSTAGE\WebGateway\samples\apl"配下の各CORBAオブジェクトのディレクトリにsimple_s.exeが作成されます。


 [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]メニューから「システム」を選択し、「環境タブ」画面から"Path"を選択して"C:\INTERSTAGE\ODWIN\bin"を追加してください。なお、設定を有効にするために再起動を行ってください。

 以下にCORBAオブジェクトの作成手順を示します。

  1. サンプルプログラムをコピーします。
    user$ cp -r /opt/FSUNifobj/samples /home/$USER
  2. 環境変数 OD_HOME を設定します。
    user$ OD_HOME=/opt/FSUNod
    user$ export OD_HOME
  3. CORBAオブジェクトの格納されているディレクトリに移動します。
    ここではmdllongを作成する場合の例を示します。
    user$ cd /home/$USER/samples/apl/long
  4. makeコマンドを実行し、コンパイルを行います。
    コンパイラの環境設定は、使用するコンパイラのマニュアルを参照してください。
    user$ make
  5. CORBAオブジェクトの数だけ 3〜4 を繰り返します。

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