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第3章 HTMLページ編集サービスとCORBAオブジェクトとの関係> 3.1 CORBAオブジェクトと入力用HTMLとの関係付け

3.1.1 入力用HTMLの作成

WWWブラウザから入力する情報をCORBAオブジェクトへ渡す方法を説明します。

WWWブラウザから入力する情報をCORBAオブジェクトへ渡す方法にはFORMタグとHREFタグの2種類の方法があります。

FORMタグ

WWWブラウザから入力する情報をCORBAオブジェクトへ渡すためには、入力ページ(入力画面)用HTML中の"FORMタグ〜/FORMタグの間にあるINPUTタグ、SELECTタグなどのNAMEオプションに記述するフィールド名"とIDLで記述した"CORBAオブジェクトのパラメタ"を一致させます。 以下にINPUTタグでの例を示します。

入力用HTMLの作成

  1. 上図左"Value(A)"INPUTタグのNAMEオプションに記述するフィールド名と上図右のIDLに記述するCORBAオブジェクト"add"の1番目のパラメタである"arg1"を一致させます。
  2. "Value(B)"INPUTタグのNAMEオプションに記述するフィールド名とIDLに記述するCORBAオブジェクト"add"の2番目のパラメタである"arg2"を一致させます。
  3. 入力された情報はデータ型の変換が自動的(図では文字からCORBAの整数型へ)に行われてCORBAオブジェクトのパラメタ情報として渡されます。

HREFタグ

WWWブラウザから入力する情報をCORBAオブジェクトへ渡すためには、入力ページ(入力画面)用HTML中の"HREFタグの間にあるフィールド名"とIDLで記述した"CORBAオブジェクトのパラメタ"を一致させます。 以下にHREFタグでの例を示します。

入力用HTMLの作成

  1. HREFタグに記述する上図左1番目の"arg1"フィールド名と上図右のIDLに記述するCORBAオブジェクト"add"の1番目のパラメタである"arg1"を一致させます。
  2. HREFタグに記述する上図左2番目の"arg2"フィールド名と上図右のIDLに記述するCORBAオブジェクト"add"の2番目のパラメタである"arg2"を一致させます。
  3. 入力された情報はデータ型の変換が自動的(図では文字からCORBAの整数型へ)に行われてCORBAオブジェクトのパラメタ情報として渡されます。

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