Interstage Application Server WebGatewayユーザーズガイド
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第2章 HTMLページ編集サービスの環境設定と運用手順> 2.2 HTMLページ編集サービスの環境設定

2.2.1 HTMLページ編集サービス環境定義ファイル

HTMLページ編集サービスの動作環境を定義します。

HTMLページ編集サービスの動作環境を設定するファイルは、以下のファイルです。


C:\INTERSTAGE\WebGateway\etc\infobj.env

/etc/opt/FSUNifobj/infobj.env

HTMLページ編集サービス環境定義ファイル(例)

# HTMLページ編集サービス動作環境
acstop: C:\INTERSTAGE\WebGateway
acslog: log\webgwacs.log
errlog: log\webgwerr.log
logact: yes
erract: yes
avpath: avfile
expire: 1440
apl-conf: mdlavfile;conf\mdlavfile.conf
apl-conf: mdldouble;conf\mdldouble.conf
apl-conf: mdlcharx;conf\mdlcharx.conf
apl-conf: mdloctet;conf\mdloctet.conf

# HTMLページ編集サービス動作環境
acstop: /opt/FSUNifobj/samples
acslog: log/webgwacs.log
errlog: log/webgwerr.log
avpath: avfile
expire: 1440
apl-conf: mdlavfile conf/mdlavfile.conf
apl-conf: mdldouble conf/mdldouble.conf
apl-conf: mdlcharx conf/mdlcharx.conf
apl-conf: mdloctet conf/mdloctet.conf

定義項目一覧

項目

説明

備考

acstop:

HTMLページ編集サービスが扱うファイルの基準を示すディレクトリをフルパスで指定します。


本オペランドは相対パスで指定したオペランドに対してフルパスを付加します。

必須

acslog:

アクセスログのファイル名を指定します。
相対パスで指定した場合は、"acstop:"のパスを付加します。
オペランドまたはパラメタを省略したり存在しないディレクトリを指定するとログは採取しません。
アクセスログを採取する場合は定期的にアクセスログのファイルサイズを調べ、大きくなったときはバックアップを取りファイルを削除してください。特に必要がないときは本オペランドを省略することを推奨します。
※Solarisアイコン削除

省略可

errlog:

エラーログのファイル名を指定します。
相対パスで指定した場合は、"acstop:"のパスを付加します。
オペランドまたはパラメタを省略したり存在しないディレクトリを指定するとログは採取しません。
エラーログはトラブルが発生したときの原因調査のため採取することを推奨します。

省略可


logact:

"yes"または"no(省略値)"を記述します。その他の記述をした場合は無視され、"no(省略値)"の記述と見なします。
yes:"acslog:"で指定したファイルに対してアクセスログを採取します。
・no:アクセスログを採取しません。

省略可


erract

"yes"または"no(省略値)"を記述します。その他の記述をした場合は無視され、"no(省略値)"の記述と見なします。
yes:"errlog:"で指定したファイルに対してエラーログを採取します。
・no:エラーログを採取しません。

省略可

avpath:

WebサーバのホームディレクトリにHTMLページ編集サービスがマルチメディアデータ(gif,jpg,htm等)のファイルを格納するパス(ディレクトリ)を指定します。
本オペランドに指定するパス(ディレクトリ)は、Webサーバのホームディレクトリに作成してください。WebサーバのホームディレクトリについてはWebサーバの説明書を参照してください。

必須

expire:

マルチメディアデータのファイルを保持する時間を1〜32767の範囲で指定します(単位:分)。 保持時間を経過したファイルは、自動的に削除します。
1未満の値を指定した場合は、"1"が指定されたものとみなします。32767を超える値を指定した場合は、"32767"が指定されたものとみなします。
注意)
マルチメディアデータのファイルが、大量に保持されると性能劣化の原因となります。このためファイルの保持時間には、必要最小限の時間を指定してください。

必須

htmlcode:

CORBAサービスのコード変換の使用を指定します。
コード変換を使用する場合は、文字コードを"SJIS","EUC","SJISMS"のいずれかを大文字で指定します。コード変換を使用しない場合はパラメタまたはオペランドを省略します。
"SJIS","EUC","SJISMS"以外の文字コードを指定した場合は、コード変換を行いません。
CORBAサービスのコード変換は、HTMLページ編集サービス とCORBAオブジェクトのプラットフォームの違いにより文字コードが異なり、テンプレートHTMLから自動作成するWebページの中に文字コードが混在する場合に使用します。コード変換を使用する場合には、同じ文字コードでテンプレートHTMLや入力用HTMLを作成し、テンプレートHTMLや入力用HTMLの作成に使用した文字コードを指定します。

省略可

apl-conf:


CORBAオブジェクトに関する定義を行います。
パラメタには、"オペレーション名"と"CORBAオブジェクト定義ファイル名"を指定し、"オペレーション名"と"CORBAオブジェクト定義ファイル名"の間を";"で区切ります。
CORBAオブジェクト定義ファイルを格納するディレクトリは、"C:\INTERSTAGE\WebGateway\conf "です。
・オペレーション名: 入力用HTMLのFORMタグのACTIONに指定する名前。
・CORBAオブジェクト定義ファイル名: CORBAオブジェクト定義ファイルのパス。CORBAオブジェクト定義ファイル名を相対パスで指定した場合、"C:\INTERSTAGE\WebGateway"のパスを付加します。


CORBAオブジェクトに関する定義を行います。
パラメタには、“オペレーション名”と“CORBAオブジェクト定義ファイル名"を指定し空白またはタブで区切ります。

・オペレーション名: 入力用HTMLのFORMタグのACTIONに指定する名前。
・CORBAオブジェクト定義ファイル名: CORBAオブジェクト定義ファイルのパス。CORBAオブジェクト定義ファイル名を相対パスで指定した場合、"acstop:"のパスを付加します。

必須


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