Interstage Application Server 使用上の注意 -Windows(R)- |
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第2章 注意事項 |
Interstage シングル・サインオンで使用するWebブラウザは以下の設定にしてください。
ロードバランサなどにより負荷分散している場合、ロードバランサの設定によってはクライアントが経由するプロキシが、アクセスごとに異なる場合があります。認証サーバ、業務サーバでは、プロキシのアドレスがクライアントのアドレスとして認識されるため、認証サーバにアクセスするときと業務サーバにアクセスするときでクライアントのアドレスが異なってしまい、シングル・サインオンを正しく使用できません。同じクライアントからのアクセスが同じプロキシを使用するようにロードバランサを設定してください。
例えば、Interstage Traffic Directorの場合には"ノード単位の分散"に設定することで、同じクライアントからの要求に対しては同じサーバに接続するようになります。
Interstage シングル・サインオンのアンインストーラは、インストールディレクトリ以下の全てのファイルを削除します。そのため、アンインストール実行前には削除されて困るファイルを他のディレクトリに退避してください。
例えば、インストールされているリポジトリサーバや認証サーバ、業務サーバの各定義ファイルを直接編集すると、アンインストール時に編集した各定義ファイルが削除されます。アンインストール実行前には各定義ファイルを退避してください。
リポジトリサーバは、InfoDirectoryと連携して処理を行います。そのため、リポジトリサーバを起動する前には必ずInfoDirectoryを起動しておく必要があります。
リポジトリサーバ/認証サーバ/業務サーバのシステム時刻を正しく設定し同一となるようにしてください。各サーバのシステム時刻が同一でない場合には利用者の認証が正しく行われない場合があります。
Portalworksと連携する場合は、業務サーバのサービスIDファイルとしてドメインの単位で共通となるサービスIDファイルを使用してください。
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