Interstage Application Server 運用ガイド
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目次
索引

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A.5 注意事項
WWWブラウザの設定に関する注意事項
Interstage運用操作ツールを使用する場合は、WWWブラウザに対して以下のように設定してください。
- プロキシサーバを使用しない設定にしてください。
- Cookieを有効とするように設定してください。
- JavaScriptが動作するように設定してください。
- 一時ファイルのバージョンの確認を行うように設定してください。
- スタイルシートが有効となるように設定してください。
- 文字コードには“日本語(自動選択)”を設定してください。

- Microsoft(R) Internet Explorerを使用する場合は、フォントを以下のように設定してください。
- Webページ フォント:MS Pゴシック
- テキスト形式 フォント:MSゴシック
- 文字のサイズ:小
- Netscape(R) Communicatorを使用する場合は、フォントを以下のように設定してください。
- プロポーショナルフォント:MS Pゴシック
- プロポーショナルフォントのサイズ :10
- 固定ピッチフォント:MS Pゴシック
- 固定ピッチフォントのサイズ :10
Interstage運用操作ツール使用時の注意事項
Interstage運用操作ツールを使用する場合には、以下の点に注意してください。
- Interstage運用操作ツールを使用して定義登録したワークユニット定義は、環境の再構築などにより削除される場合があります。このような場合の再登録作業を効率よく行うため、登録済みワークユニット定義のバックアップを行うことをお勧めします。
- 「前のページに戻る」というWWWブラウザの機能を使用しないでください。WWWブラウザによっては、バックスペースキーに同様の機能が付加されている場合などがあります。このような操作についても注意してください。
- Interstage運用操作ツールでは、表示項目にダブルクォーテーション(")を含む文字列が存在する場合、そのダブルクォーテーションの手前の文字までしか表示されません。なお、表示に関する制限であり、入力については問題ありません。
- Interstage運用操作ツールは、複数のWWWブラウザ画面から操作できません。Interstage運用操作ツールを使用している最中に、新たにInterstage運用操作ツールのWWWブラウザ画面を開こうとすると、使用中であったInterstage運用操作ツールの画面に新しくInterstage運用操作ツールのログオン画面が表示されます。これにより、それまで使用していたInterstage運用操作ツールが使用できなくなります。
- Interstage運用操作ツールを使用する場合は、以下の機能をインストールする必要があります。
- CORBAサービス
- コンポーネントトランザクションサービス
- WWWサーバ
- Interstage運用操作ツール用WWWサーバ(F3FMisgui.dat)を、カスタムセットアップの対象として定義しないでください。また、Interstage動作環境定義への登録も行わないでください。
- Netscape(R) Communicatorを使用する場合に、セキュリティの設定として、"サイトに非暗号化情報を送信するとき”に警告を表示するように設定すると以下の現象が発生します。
- 要求を送信する際に、警告のダイヤログが出力されると同時にブラウザのステータスバーに、“実行中です。しばらくお待ちください。”が表示されます。
- 警告のダイヤログで“キャンセル”を押下すると操作ウインドウが後ろに遷移してしまいます。

- Interstage運用操作ツールを使用する場合は、F3FMwwwサービスを停止しないでください。
- EJBまでの簡易セットアップを実行した場合、同じポート番号で2つのWWWサーバが起動されるのをさけるため、WWWサーバのサンプル定義ファイル[Interstageインストールフォルダ]\F3FMwww\conf\F3FMwww.datが自動起動登録から削除されます。WWWサーバのサンプルの環境定義ファイルも同時に使用したい場合は、WWWサーバのサンプルの環境定義ファイルのポート番号を変更してippsetstartupコマンドで再度自動起動登録を行ってください。


- Interstage運用操作ツールは、クラスタ環境で使用できません。クラスタ環境にはInterstage運用操作ツールをインストールしないでください。


- Interstage運用操作ツールを使用する場合は、Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止しないでください。
- システムのロケールが、“ja_JP.PCK”の場合は、ヘルプの表示を行うとブラウザがコード系を認識できずに文字化けすることがあります。この場合は“Reload”による再読み込みの操作を行ってください。
- Interstage運用操作ツールを起動する際は、環境変数“LANG”に、“ja”または“ja_JP.PCK”など、OSのLANG情報と同一の値を設定する必要があります。
- Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動する際は、環境変数“LANG”に、“ja”または“ja_JP.PCK”など、OSのLANG情報と同一の値を設定する必要があります。

ワークユニット定義のバックアップとリストアは、以下の方法で行うことができます。
- ワークユニット定義のバックアップ
以下のどちらかの方法でワークユニット定義のバックアップを行うことができます。
- Interstage運用操作ツールでワークユニット定義を登録した場合、下記にワークユニット定義のテキストファイルが作成されます。

格納フォルダ:[Interstageインストールフォルダ]\gui\var\backup_wudef\
ファイル名 :ワークユニット名.wu


格納ディレクトリ:/var/opt/FJSVisgui/backup_wudef/
ファイル名 :ワークユニット名.wu
本ファイルをバックアップしてください。
なお、本ファイルは、ワークユニット定義の削除時に、削除されます。
- isinfwudefコマンドを実行すると、ワークユニット定義の内容が表示されます。この内容をファイルに出力し、バックアップしてください。
- ワークユニット定義のリストア
isaddwudefコマンドにより、ワークユニット定義を登録してください。
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