Interstage Application Server 運用ガイド
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第5章 メンテナンス(資源のバックアップ)> 5.2 他サーバへの資源移行> 5.2.3 資源移入手順

5.2.3.4 CORBAサービス資源の移入

 CORBAサービス資源の移入について説明します

■移入コマンド

 CORBAサービス資源の移入では、以下のコマンドを使用します。

 C:\INTERSTAGE\ODWIN\bin\odrestoresys.exe

 /opt/FSUNod/bin/odrestoresys

 /opt/FJSVod/bin/odrestoresys

 odrestoresysコマンドは、CORBAサービスが停止している状態で実行する必要があります。
 なお、odrestoresysコマンドは、オプションを指定することによりCORBAサービス資源ファイル(config, inithost/initial_hosts, init_svc/initial_services, impl.db, CosNamingディレクトリ配下のファイル)に設定されているホスト名またはポート番号の変更、インタフェースリポジトリサービス資源のデータベースの格納先の変更を行って移入することが可能です。変更しない場合の手順については、同一マシン上でのリストア手順と同じです。“CORBAサービス資源のリストア”を参照してください。
 SSL連携機能を使用している場合は、移入先のSSL環境に従ってodsetSSLコマンドを実行してください。

■移入方法

 バックアップ先パスがX:\Backup\ODの場合の操作例を以下に示します。

 odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービス資源ファイルの移入を行います。
  odrestoresys -h hostname -p 8002 -irpath X:\INTERSTAGE2\TD\var\IRDB X:\Backup

 バックアップ先パスが/backup/FSUNodの場合の操作例を以下に示します。

 odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービスの資源ファイルをリストアします。
  odrestoresys -h hostname -p 8002 -irpath /opt2/FSUNtd/var/IRDB /backup

 バックアップ先パスが/backup/FJSVodの場合の操作例を以下に示します。

 odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービスの資源ファイルをリストアします。
  odrestoresys -h hostname -p 8002 -irpath /opt2/FJSVtd/var/IRDB /backup


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