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Interstage Application Server 運用ガイド
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目次
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5.2.3.3 Interstage運用操作ツール資源の移入
Interstage運用操作ツール資源の移入手順について説明します。
■移入コマンド
Interstage運用操作ツール資源の移入は、以下のコマンドを使用します。

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C:\INTERSTAGE\gui\bin\isguirestore.bat |

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/opt/FJSVisgui/bin/isguirestore |
isguirestoreコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。コマンドの詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
■移入方法

isguirestoreコマンドには、移出時に運用操作ツール資源を格納したフォルダのパスを指定する必要があります。
Interstageインストールパスが“C:\INTERSTAGE”、資源バックアップ先フォルダが“X:\Backup” 、運用操作ツールの資源を格納したフォルダが“X:\Backup\isgui”の場合の操作例を以下に示します。
- isguirestoreコマンドを実行します。
C:\INTERSTAGE\gui\bin\isguirestore C:\INTERSTAGE X:\Backup\isgui mode3
- Interstage運用操作ツール用のInfoProvider Pro環境定義ファイルに以下の項目が指定されている場合、設定値を移入マシンに合わせた値にエディタなどで修正します。
− ホスト名(定義名:hostname)
− IPアドレス(定義名:IP-address) |

isguiresotreコマンドには、移出時に運用操作ツール資源を格納したディレクトリのパスを指定する必要があります。
資源バックアップ先ディレクトリが/backup、運用操作ツールの資源を格納したディレクトリが“/backup/isgui”の場合の操作例を以下に示します。
- isguirestoreコマンドを実行します。
isguirestore /backup/isgui
- Interstage運用操作ツール用のInfoProvider Pro環境定義ファイル(/etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat)に以下の項目が指定されている場合、設定値を移入マシンに合わせた値にエディタなどで修正します。
− ホスト名(定義名:hostname)
− IPアドレス(定義名:IP-address) |

Interstage運用操作ツールの移入手順は、同一マシン上でのリストア手順と同じです。“Interstage運用操作ツール資源のリストア”を参照してください。
■注意事項

- バックアップ用フォルダまたはInterstageインストールフォルダのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に""(ダブルクォーテーション)で括って指定する必要があります。
- コマンド終了メッセージの出力前に、何らかのメッセージが出力されている場合には、コマンドの実行に失敗しています。その場合は、出力メッセージの内容と、本コマンド実行時の注意事項に従い、再度コマンドを実行してください。
- Interstage運用操作ツールの環境定義のカストマイズを行っていない場合で、移出処理を行っていない場合は、本移入処理を行う必要はありません。

- バックアップ先ディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に“”(ダブルクォーテーション)で括って指定する必要があります。
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