Interstage Application Server 運用ガイド
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第1章 環境設定> 1.2 カストマイズ方法> 1.2.1 従来のInterstage統合コマンドによるカストマイズ

1.2.1.2 ismodifyserviceコマンドによるカストマイズ

 ismodifyserviceコマンドにより、サービスの追加や、不要なサービスの削除を行うことができます。コマンドを実行するだけで簡易にカストマイズが行えます
 以下に、本コマンドにより追加/削除が行えるサービスを示します。

以下に、サービスの追加/削除手順について説明します。

WWWサーバの追加/削除

WWWサーバ識別子をWWWSVとし、環境定義ファイル名がwebconf.datのWWWサーバを追加する場合

 ismodifyservice -a IPP WWWSV webconf.dat

WWWサーバ識別子がWWWSVのWWWサーバを削除する場合

 ismodifyservice -d IPP WWWSV

Servletサービスの追加/削除

Servletサービスを追加する場合

 ismodifyservice -a Servlet

Servletサービスを削除する場合

 ismodifyservice -d Servlet

イベントサービスの追加/削除

 非同期通信(イベントサービス、ノーティフィケーションサービス、JMS)を使用したい場合に使用します。

イベントサービスを追加する場合

 ismodifyservice -a ES

イベントサービスを削除する場合

 ismodifyservice -d ES

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの追加/削除

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを追加する場合

 ismodifyservice -a SOAPCLGW

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを削除する場合

 ismodifyservice -d SOAPCLGW

データベース連携サービスの追加/削除

 データベース連携サービスを追加する場合は、isinitコマンドにて運用形態type2を指定し、実行します。

データベース連携サービスを追加する場合

 isinit type2

 データベース連携サービスを削除する場合には、運用形態にtype2以外を指定し、isinitコマンドを実行します。

データベース連携サービスを削除する場合

 isinit type1

 また、ismodifyserviceコマンドは、操作対象サービス以外のサービスの資源には、以下の場合を除き、一切影響を与えません。


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