Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
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第2章 設計> 2.2 各サービスの設計

2.2.4 EJBサービスの設計について

 マルチシステム機能を使用する場合の、EJBサービスの設計について説明します。

ネーミングサービス/インタフェースリポジトリの配置について

 ネーミングサービとインタフェースリポジトは、CORBAサービスと同様に、各システムで独立して配置するか共用して配置するかを選択します。

独立して配置する場合のInterstageの初期化方法

デフォルトシステム

 isinit type1 ejb

拡張システム

 isinit -M システム名 type1 ejb

共用して配置する場合のInterstageの初期化方法

デフォルトシステム

 isinit type1 ejb

拡張システム

 isinit -M システム名 type3 ejb


 “TYPE3”でセットアップする場合で、かつ、EJBサービスを使用する場合、インタフェースリポジトリの配置をローカルホスト上に配置する必要があります。

EJBアプリケーションの配置について

 EJBアプリケーションは、各システム間で共用して運用できないため、それぞれのシステムにEJBアプリケーションを配置する必要があります。
 システムごとにアプリケーション格納フォルダを作成し、EJBアプリケーションをインストールしてください。

デフォルトシステム

 ejbmakeapfolder アプリケーション格納フォルダ名
 ejbinstalleb インストール元ディレクトリ名

拡張システム

 ejbmakeapfolder -M システム名 アプリケーション格納フォルダ名
 ejbinstalleb -M システム名 インストール元ディレクトリ名


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