Interstage Application Server 移行ガイド

5.7.2 アプリケーションを移行する

　Interstage V5.1では、HTMLなどのファイルを含めたWebアプリケーションを作成します。Interstage V2.xのアプリケーションを移行するには、以下の手順で行います。

■サーブレットで使用しているクラス、メソッドの変更

　Interstage V2.xではJava(TM) Servlet API 2.0に対応していますが、Java(TM) Servlet API 2.3で推奨されずに削除されているクラスやメソッドがあります。その場合、クラスやメソッドを変更します。クラスやメソッドについては、Java(TM) Servlet API Specificationを確認してください。

■サーブレットの呼び出し部分の変更

　HTMLファイルからサーブレットを呼び出している場合、サーブレットの呼び出し部分を"/Webアプリケーション識別子/servlet/サーブレット名"に変更します。

■アプリケーションの配置

　サーブレットとHTMLなどのファイルをWebアプリケーションとして配置します。

• サーブレット
  
  Webアプリケーションのルートディレクトリ\WEB-INF\classes配下に格納します。
  
  Webアプリケーションのルートディレクトリ/WEB-INF/classes配下に格納します。
• HTMLなどのファイル
  Webアプリケーションのルートディレクトリ配下に格納します。

　ディレクトリ構成については、“J2EE ユーザーズガイド"の"Webアプリケーションのディレクトリ構成"を参照してください。