Interstage Application Server 移行ガイド
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第5章 Interstage Application Server V3以前からの移行> 5.1 J2EEアプリケーションの移行> 5.1.2 サーブレット−EJB連携の移行

5.1.2.2 定義の変更

(1)Webアプリケーション環境定義ファイルの設定

 EJBオブジェクト参照の定義として、ejb-refタグを追加します。

・・・
<ejb-ref>
  <ejb-name>ejb/EjbServer</ejb-Name>
  ・・・
</ejb-ref>
・・・

(2)JServlet環境定義ファイルの設定

 オブジェクト参照機能を有効にするため、次の設定を行います。

(3)サーブレットコンテナ環境定義ファイルの設定

 セキュリティ機能を有効にする場合は、RequestInterceptorタグに、次のクラス定義を追加します。

   <RequestInterceptor className="com.fujitsu.interstage.jservlet.tomcat.request.SecurityCheck" />

 また、名前変換機能を使用する場合には“FJWebebeProperties.xmlファイル”に必要な名前変換の定義を指定する必要があります。

 オブジェクト参照機能の詳細は“J2EE ユーザーズガイド”の“Webアプリケーションの運用”を参照してください。

注意事項

 EJBの場合、Interstage V3とInterstage V5.1で動作に違いがある機能が存在しますので、Enterprise Beanを開発する際には注意が必要です。詳しくは“EJBアプリケーションの移行”を参照してください。


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