Interstage Application Server 移行ガイド
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3.8 InfoDirectoryディレクトリサービスの移行

InfoDirectoryディレクトリサービスは、Windows(R)システム、Solaris OEシステムの以下の製品で利用可能です。
- Interstage Application Server Enterprise Edition
- Interstage Application Server Standard Edition
- Interstage Application Server Plus
InfoDirectory 10.0 ディレクトリサービスからの移行は、以下の手順で行います。
なおodsidupgrade、odsmgrbkup、odsmgrrest、odssslupgradeコマンドの詳細については、“InfoDirectory使用手引書 コマンドリファレンス”を参照してください。
■InfoDirectoryディレクトリサービスの移行
- パッケージのアンインストール
現在インストールされているInfoDirectoryパッケージをアンインストールします。
- パッケージのインストール
最新のInfoDirectoryパッケージをインストールします。
- 移行
odsidupgradeコマンドを使用して、環境ファイルの移行、スキーマ定義の新規追加/変更、およびパスワード格納形式の変更を行います。
なお、odsidupgradeコマンドは移行したいDSAの格納先ディレクトリで実行する必要があります。
注)別のマシンで移行を行う場合、元のマシンと同じディレクトリ構成にしてください。
以前のマシンのDSAディレクトリ /DBDB/dsa
新しいマシンのDSAディレクトリ /DBDB/dsa
■InfoDirectory管理ツールの移行
- 資源退避
odsmgrbkupコマンドを使用して、資源を退避します。
- パッケージのアンインストール
現在インストールされているInfoDirectory管理ツールパッケージをアンインストールします。
- パッケージのインストール
最新のInfoDirectory管理ツールパッケージをインストールします。
- 資源復元
odsmgrrestコマンドを使用して、資源を復元します。
■InfoDirectoryクライアントのアップグレード
- パッケージのアンインストール
現在インストールされているInfoDirectoryパッケージをアンインストールします。
- パッケージのインストール
最新のInfoDirectoryパッケージをインストールします。
- 移行
odssslupgradeコマンドで、"sslconfig.cfg"ファイルを移行する必要があります。
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