Interstage Application Server 移行ガイド
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第3章 Interstage Application Server V5.0からの移行

3.8 InfoDirectoryディレクトリサービスの移行


 InfoDirectoryディレクトリサービスは、Windows(R)システム、Solaris OEシステムの以下の製品で利用可能です。

 InfoDirectory 10.0 ディレクトリサービスからの移行は、以下の手順で行います。
 なおodsidupgrade、odsmgrbkup、odsmgrrest、odssslupgradeコマンドの詳細については、“InfoDirectory使用手引書 コマンドリファレンス”を参照してください。

■InfoDirectoryディレクトリサービスの移行

  1. パッケージのアンインストール
     現在インストールされているInfoDirectoryパッケージをアンインストールします。
  2. パッケージのインストール
     最新のInfoDirectoryパッケージをインストールします。
  3. 移行
     odsidupgradeコマンドを使用して、環境ファイルの移行、スキーマ定義の新規追加/変更、およびパスワード格納形式の変更を行います。
     なお、odsidupgradeコマンドは移行したいDSAの格納先ディレクトリで実行する必要があります。

     注)別のマシンで移行を行う場合、元のマシンと同じディレクトリ構成にしてください。
      以前のマシンのDSAディレクトリ  /DBDB/dsa
      新しいマシンのDSAディレクトリ  /DBDB/dsa

■InfoDirectory管理ツールの移行

  1. 資源退避
     odsmgrbkupコマンドを使用して、資源を退避します。
  2. パッケージのアンインストール
     現在インストールされているInfoDirectory管理ツールパッケージをアンインストールします。
  3. パッケージのインストール
     最新のInfoDirectory管理ツールパッケージをインストールします。
  4. 資源復元
     odsmgrrestコマンドを使用して、資源を復元します。

■InfoDirectoryクライアントのアップグレード

  1. パッケージのアンインストール
     現在インストールされているInfoDirectoryパッケージをアンインストールします。
  2. パッケージのインストール
     最新のInfoDirectoryパッケージをインストールします。
  3. 移行
     odssslupgradeコマンドで、"sslconfig.cfg"ファイルを移行する必要があります。

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