Interstage Application Server 移行ガイド
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第2章 旧バージョン・レベルからの変更> 2.1 旧バージョン・レベルのユーザ資源の互換

2.1.6 SOAPサービスの資源

 SOAPサービスは、以下の製品で利用可能です。

1) 環境定義ファイル

 Interstage SOAPサービスで使用している環境定義ファイルの互換性については、Servletサービスの環境定義ファイルの互換性を参照してください。
 なお、旧バージョン・レベルの環境定義ファイルを移行する場合、以下の留意事項があります。

[V4系からの環境定義ファイルの移行]

 V4系、V5.0で利用していたServletサービスの環境定義ファイルは、以下の要領で移行してください。

 IS運用管理用Servletサービスの環境定義ファイルは、以下の場所にあります。

 
 C:\Interstage\F3fmjs2su\conf
 
 /opt/FJSVjs2su/conf

 上記のディレクトリ内のjsgw.conf, jswatch.conf, jscontainer.xmlに対して、旧バージョン・レベルで使用していた管理者権限を持つWebサービス・マネージャの環境定義情報を反映してください。

2) ユーザデータ(Webサービス情報管理ファイル)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V4.0

×*1

V4.1

×*1

V5.0

×*1

V5.1

V6.0

 [○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。]
 *1:soapdd2wsddコマンドを使用して旧バージョン・レベルのWebサービス情報管理ファイルを現バージョン・レベルの形式に変換できます。

3) ユーザデータ(CORBA/SOAPゲートウェイ)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V4.0

V4.1

V5.0

V5.1

V6.0

 [○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。]

4) Webサービス情報編集ツール

 Webサービス情報編集ツールは、Interstage運用操作ツールから起動します。旧バージョン・レベルでディレクトリサービス(InfoDirectory)を使用して管理していたユーザ情報は、システム認証に移行する必要があります。

5) 旧バージョンのJavaクラスライブラリのAPIを使用したRPCアプリケーション

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V4.0

V4.1

V5.0

V5.1

V6.0

 [○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。]

 RPCアプリケーションのパラメタおよび返り値に含まれる配列型は、単一参(変数の値ごとにインスタンスが生成されます)になります。


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