Interstage Application Server トラブルシューティング集
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17.2.2 業務サーバの認可に関するトラブル
■SSOリポジトリに保護リソースやパス定義の追加/変更/削除を行ったが、正しく認可されない場合
保護リソース情報やパス定義の追加/変更/削除を行った場合は、必ずアクセス制御情報更新コマンド(ssorfinfaz)を実行し、アクセス制御情報ファイルを更新してください。
更新したアクセス制御情報ファイルの内容は、業務サーバの起動時に読み込まれますが、業務サーバを停止せずにその内容を業務サーバのキャッシュ上に反映させる場合は、アクセス制御情報更新コマンド(ssorfinfaz)にオプションパラメタ(-up)を指定し、キャッシュ内容を更新してください。また、アクセス制御情報ファイルの更新と業務サーバ上のキャッシュの更新を同時に行うこともできます。詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ssorfinfaz”を参照してください。
なお、ロール定義も合わせて変更した場合は、ロール情報更新コマンド(ssorfinfsv)を実行し、その後に、アクセス制御情報更新コマンド(ssorfinfaz)を実行してください。

アクセス制御情報ファイルは、業務サーバの起動を行っても更新されません。必ずアクセス制御情報更新コマンドを実行して、更新を行ってください。
リポジトリサーバ(更新系)とリポジトリサーバ(参照系)を配置して負荷分散している場合は、利用者が少ない夜間などの時間帯に、保護リソースやパス定義の追加/変更/削除、ロール定義の変更や追加を行うよう考慮してください。
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