Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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B.3.2.8.3 CORBAサービスの注意点
- NSが本来動作するマシン上にない状態(切り替え先のマシンで動作)の状況で、ネーミングコンテキストの作成はできません。切り替わっている状況でのネーミングコンテキストの作成では、切り替え先のIPアドレスでネーミングコンテキストの作成が行われるためです。
- BOA_create()で作成されるオブジェクトリファレンスのホスト名は、アプリケーションが動作しているマシンのOD_set_envで設定したIPアドレスとなります。サービスが本来動作するマシン上で動作していない場合、作成されるオブジェクトリファレンスのホスト名は、現在動作しているマシンのIPアドレスとなるため、注意が必要です。
- 環境設定後またはシステム運用中にCORBAサーバアプリケーション情報を登録する場合は、以下のようにしてください。
- インプリメンテーションリポジトリの登録は、両ノードで同じ登録を行ってください。なお、環境設定時と同様、インプリメンテーションリポジトリのファイル(/etc/opt/FSUNod/impl.db)を登録したノードからもう一方のノードへコピーすることも可能ですが、その場合はCORBAサービスの再起動が必要です。
OD_impl_inst -a -r ImplID
- オブジェクトリファレンスのネーミングサービスへの登録は、ホスト名としてCORBAサーバアプリケーションを登録するサービスに登録された論理IPアドレスを指定して行ってください。なお、ノード1, 2のどちらで行っても問題ありません。
OD_or_adm -c IntfID -a implID -h xxx.xxx.xxx.xxx -p 8002 -n name
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