MessageQueueDirector説明書

4.3.8.1 MessageQueueDirector運用操作ツールのセットアップコマンド

◆機能説明

　MQD運用操作ツールの環境を作成します。

　本コマンドは、MQD運用操作ツールの環境定義ファイルを作成します。

　本コマンドは、MQD運用操作ツール用WWWサーバの環境定義ファイルを作成します。

　本コマンドは、MQD運用操作ツール用WWWサーバの環境定義ファイルをWWWサーバの自動起動に登録します。

　本コマンドでは、Windows NT(R)、またはWindows(R) 2000のサービスへのログオンユーザアカウントとパスワードを入力するための問合せが行われます。

◆入力形式

mqdguisetup [ -p portno ] [ -l [ sslportno ] -f sslfile ]

◆パラメタ

-p portno

　MQD運用操作ツールで使用するポート番号を指定します。1〜65535の値が指定可能です。このパラメタを省略した場合、13000のポートを使用します。

-l sslportno

　MQD運用操作ツールでSSLを使用する時に使用するポート番号を指定します。1〜65535の値が指定可能です。このパラメタを指定した場合、SSLを使用してログオン処理を行います。sslportnoを省略した場合、13001のポートを使用します。

-f sslfile

　MQD運用操作ツールでSSLを使用する場合にSSL環境定義ファイルを指定します。-lオプション指定時は省略できません。SSL環境定義ファイルに関しては、“WWWサーバ運用ガイド(InfoProviderPro編)”を参照してください。

◆注意事項

• 本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。
• portno、sslportnoは同じ値を設定できません。

• サービスへのログオンユーザアカウントは、Administratorsローカルグループに属しているユーザを指定してください。また、サービスへのログオンユーザアカウントには、“サービスとしてログオン”の権利を付与してください。
• Windows(R) 2000において、ユーザ名に20バイトを超えた設定が可能な場合には、サービスへのログオンユーザアカウントとして「Windows 2000以前のユーザログオン名」を使用してください。

◆使用例

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  mqdguisetup -p 20000 -l 21000 -f C:\def\sslfile.dat
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  mqdguisetup -p 20000 -l 21000 -f /mqdenv/def/sslfile.dat
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