Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第7部 ツール編> 第51章 Interstage運用API> 51.1 Interstage運用APIの概要> 51.1.4 運用操作API群を使用する上での注意事項

51.1.4.1 コマンドによる操作

 本APIとコマンドで競合が発生した場合の振る舞いを以下に説明します。

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 それぞれのケースに関して運用操作API群は以下の動作となります。運用操作API群を使用する場合は上記で説明した状態を変更するコマンドと競合して運用しないことを推奨します。

 注)操作対象システムの追加、操作対象システムの削除はEnterprise Editionのみの機能です。

ワークユニット定義の削除

 ワークユニット定義が削除された場合は、ワークユニットを指定する機能がエラーの詳細情報にISOP_ENOWUを設定します。最新の状態を獲得する必要があれば、ワークユニット名通知およびオブジェクト名通知APIを発行して最新の情報を獲得してください。

ワークユニットの停止

 起動したワークユニットが停止しているかどうかを確認する場合は、ワークユニット情報通知APIを使用してください。isstopwuコマンドの投入による停止、または、異常停止した状態も獲得することができます。

ワークユニットの定義変更

 ワークユニット名通知、オブジェクト名通知APIでは常に最新の定義が獲得されます。

ワークユニット定義の追加

 ワークユニット定義を追加した場合は、ワークユニット名通知APIで定義されているワークユニット名をすべて取り出してください。

ワークユニットの起動

 ワークユニットがisstartwuコマンドで起動されていた場合は、ワークユニット情報通知APIでワークユニットの停止理由は通知されません。

操作対象システムの追加image

 操作対象システムを追加した場合は、システム名一覧通知API機能で生成されているシステム名をすべて取り出してください。
 注)操作対象システムの追加はEnterprise Editionのみの機能です。

操作対象システムの削除image

 操作対象システムが削除された場合は、削除されたシステム名を指定してAPIを発行するとエラーの詳細情報にISOP_ENOSYSTEMが通知されます。最新の状態を獲得する必要があれば、システム名一覧通知APIを発行して、最新の情報を獲得してください。
 注)操作対象システムの削除はEnterprise Editionのみの機能です。

Interstageの停止

 操作対象システムが停止された場合は、エラー情報の詳細情報にISOP_ESTPISが通知されます。


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