Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第6部 connector編

第45章 connectorの運用

 本章では、connectorの運用について説明します。

 以降の作業は通常のEJBアプリケーションの運用方法と同じです。ただし、EJBアプリケーションの配備、カストマイズおよび起動をする時には以下に注意してください。
 connector利用時にエラーが発生した場合は、“トラブルシューティング集”の“EJBアプリケーションの異常”を参照してください。

 resource adapterを運用する際に必要な環境設定をしてください。RARファイルは配備実行時に展開されるため、必要に応じて環境変数を設定してください。展開されるフォルダは、“resource adapterの配備”を参照してください。

 リソース名が“RA01”で、RARファイル内にライブラリとRA01.jarが存在する場合には以下のようにPATHとCLASSPATHを設定します。

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◆ ejbdstartebで起動する場合

 起動コマンドejbdstartebを実行する前に以下のコマンドを実行

 set PATH = C:\INTERSTAGE\J2EE\var\deployment\deployed\jca\ra\RA01 ; %PATH%

 set CLASSPATH = C:\INTERSTAGE\J2EE\var\deployment\deployed\jca\ra\RA01\RA01.jar ; %CLASSPATH%

◆ ワークユニットで起動する場合

 ワークユニット定義に以下の行を追加

 Path for Application :C:\INTERSTAGE\J2EE\var\deployment\jca\ra\RA01

 CLASSPATH for Application :C:\INTERSTAGE\J2EE\var\deployment\jca\ra\RA01\RA01.jar

注)
分散トランザクション機能を使用する場合は、システム環境変数に設定してください。

imageimage

◆ ejbdstartebで起動する場合

 起動コマンドejbdstartebを実行する前に以下のコマンドを実行

 setenv LD_LIBRARY_PATH = /opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/jca/ra/RA01:${ LD_LIBRARY_PATH}

 setenv CLASSPATH = /opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/jca/ra/RA01/RA01.jar:${CLASSPATH}

◆ ワークユニットで起動する場合

 ワークユニット定義に以下の行を追加

 Library for Application : /opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/jca/ra/RA01

 CLASSPATH for Application : /opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/jca/ra/RA01/RA01.jar

注)
分散トランザクション機能を使用する場合は、Interstageを起動する前に設定してください。


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